おもちゃの車で道路に出てきた幼女に警察官「免許証は? 登録証明書は?」(米)

6

2018年04月24日 19:02  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

女の子がトイカーで公道に! 気付いた警察官は…(画像は『WorldWideWeirdNews.com 2018年4月22日付「Police pull over young girl riding pink toy car and ask her for license and registration」』のスクリーンショット)
幼い子が非常に危険な場所で遊んでいる時、優しい声で「ここは危ないからあっちへ行きましょうね」と導く。これは誰にとっても当然のことだが、よほどの場合はある程度怖い思いをさせ、幼いなりに「2度と同じことをしない」と思わせることも必要なのかもしれない。このほど米フロリダ州で、幼い子を交通事故から守りたいと強く願う警察官がFacebookに興味深い話題を投稿した。

フロリダ州ヘルナンド郡で最近、幼い女の子がトイカーに乗ったまま公道に出てしまうというなんとも危険で恐ろしい状況が発生した。それに気づいた郡の保安官は、真後ろからそのトイカーに近づき、普段大人のドライバーに質問するのとまったく同じように声をかけたそうだ。

「奥さん、すみませんが車を止めてください。免許証そして車の登録証明書を見せて頂けますか?」

その時の状況を綴ったFacebookには写真も添えられたが、女の子は実に幼く、警察官からのそうした問いかけに恐怖で怯えたことは想像に難くない。自分の免許証などもらったこともないし、車両の登録証明書がどんなものか見たことすらないのだ。「州の定めた道路交通法により、無免許でこうした道路を走ることは許されません」とでも説明したであろう保安官。これに懲り、その子がトイカーで公道に出てくるような危険な真似を二度としないよう祈るのみである。

この投稿には多くの人から「なんとも微笑ましい光景」「可愛い子」「どれくらいのスピードを出していたのですか?」といったコメントが集まったが、最も訴えたかったのは、とても危険な状況で保護者がそばについていないということ。「道路で遊ぶわが子を放置とは大した親だな」と批判したジェリー・リーグさんほか、「家庭環境や子育ての状況を調査したほうが良い」と心配する声も相次いだようだ。郡保安官事務所は幼女とトイカーの写真こそ掲載するも、子供の将来とプライバシーを考慮し、名前などは明らかにしていない。

2016年1月には同じくフロリダ州のクリスタル・リバーで、制限速度が時速45〜55マイル(72〜88キロ)という跳ねられたらひとたまりもないといった高速道路に1台の電動式トイカーが繰り出した。約450メートルを走ったところで無事保護されたが、「なんと危険な」と大きな騒ぎに。運転していたのはオムツをつけた3歳男児で、自宅からわずか2ブロックに高速道路があるという。

また中国・浙江省麗水市では2016年11月、午前8時というラッシュアワーにある主要道路でトイカーに乗って逆走していた3歳前後の男の子が保護されていた。

画像は『WorldWideWeirdNews.com 2018年4月22日付「Police pull over young girl riding pink toy car and ask her for license and registration」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

このニュースに関するつぶやき

  • 公道は基本車を走らせてはいけないってことだ。日常車に乗ってるから忘れるけどね。
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(7件)

前日のランキングへ

ニュース設定