大谷翔平、白星権利得て降板も…救援が打たれ3勝目消える、6回途中4失点

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2018年04月25日 11:41  ベースボールキング

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敵地でのアストロズ戦に先発登板したエンゼルスの大谷翔平
◆ 2番手・アルバレスが痛恨の2ラン被弾

 エンゼルスの大谷翔平投手が現地時間24日(日本時間25日)、敵地でのアストロズ戦に先発登板。昨季ワールドシリーズを制した強力打線相手に試合を作ったが、後続が打たれ3勝目を逃した。

 先攻のエンゼルスは1回表、2番トラウトが10号ソロを放ち先制した。援護を得た大谷はその裏、先頭のスプリンガーに右前打を許したが、続くアルテューベは中飛。3番コレアは見逃し三振に仕留め、飛び出した一走・スプリンガーもアウトとなり併殺で初回を乗り切った。

 直後の攻撃で、エンゼルスは5番シモンズが2号ソロを放ち2点目を奪取。大谷はその裏、連続三振を奪い、前の回から3者連続三振としたが、二死から二塁打と四球で一、二塁とされたあと、8番ゴンザレスに時速100マイル(約161キロ)の直球を右前へ弾き返された。この打球で二走・ブレグマンの生還を許したが、打者走者のゴンザレスが一、二塁間で挟まれ、挟殺プレーの末タッチアウト。2回は二死から捕まったが、最少失点で終えた。

 攻撃陣は3回表にも2点を追加し、リードは3点に。大谷はその後も走者を出しながらも要所を締め、4−1の状況で5回の勝利投手の権利がかかる5回のマウンドに登った。先頭のゴンザレスにフルカウントから低め直球を投げ込んだが、これがボール判定。続く9番フィッシャーには四球後の初球を狙われ、捉えられた打球は中越えの2ランとなった。

 1点差に迫られ、続く1番スプリンガーにも右前打を許したが、2番アルテューベは2打席連続となる空振り三振。続くコレアを一邪飛に仕留めたあと、4番レディックにはこの日最速となる101マイル(約163キロ)を連発。最後は右飛に打ち取り、勝利投手の権利をゲットした。

 1点リードの6回も続投した大谷。先頭の5番グリエルをいい形で追い込んだが、最後は変化球が抜けこの試合5つ目の四球を与えた。それでも、続くブレグマンを空振り三振に仕留め、5回1/3で降板。走者をひとり残し、マウンドには2番手・アルバレスが登ったが、左腕は7番マキャンに痛恨の逆転2ランを浴び、大谷は勝利が消えるとともに6回途中6安打7奪三振5四球の内容で4失点。防御率は4.43となった。

 大谷はここまで3試合に先発登板し、2勝1敗、防御率3.60。打者としては11試合(代打1試合)で打率.333、3本塁打、11打点を記録しており。4月中に3勝目を手にすることができれば、メジャー史上初の4月3勝&3本塁打を記録した選手となるところだった。

このニュースに関するつぶやき

  • ストレートは162キロ連発で凄かったけど、スプリットが決まらず苦しんだ。アルトゥーベ2三振は圧巻でした!白星逃したが、大谷やるじゃんexclamation ��2とアストロズに思わせたかもね�����
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