沖縄男性は熱しやすく冷めやすい!地元愛をくすぐろう

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2018年04月26日 11:03  セキララ★ゼクシィ

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セキララ★ゼクシィ

沖縄男性はシャイで無口な人が多いみたい
地域によって方言や名物があるように、男性にもご当地の特徴があるのでは…? そんな疑問を調べてみました。今回は沖縄県の男性についてご紹介します。沖縄県といえば、これぞ南国といった美しいビーチに、温かみを感じる独特の方言が印象的です。そんな沖縄の男性は、どんな性格と恋愛傾向をもっているのでしょうか? 県民性研究の第一人者、岩中祥史さんに伺いました。 ■「なんくるないさー」と楽天的な一方で、意外にシャイで無口 ビーチリゾートの沖縄は、憧れのスローライフが叶う場所として他県からの移住希望者も多いと聞きます。あくせくすることなく、ゆったりした生活を送っていそうな沖縄男性の性格はどうでしょう? 「熱帯に近い国々を旅したことがある人は感じたことがあるでしょうが、昼間の暑い時間帯は仕事をしないのが普通です。沖縄県の男性もその流れをくんでいるようで、汗水たらして働くことに重きを置きません。仕事もプライベートも『てーげー(=ほどほど)』、言い換えればおおらかで、細かなことは気にしません。何があっても、『なんくるないさー(=なんとかなる)』と楽天的なのです。 それは計画性の乏しさにも表れます。お金にも無頓着なので、貯金に対する意識は希薄。あればありったけ使うのが沖縄流で、それも家族や友人のため。地域のつながりを大切にするからです。むしろ、コツコツ貯め込む人は信頼されないところがあります。暑くて我慢が利かないので、仕事を変わる人が多いのも沖縄※1。明治時代、政府が方言を禁じた歴史があるので、言葉を気にする人が多いようで、初対面の相手とは積極的にしゃべろうとしません。そのため、シャイで無口といった印象を与えます」 ■沖縄男性は恋愛には消極的でも、波長が合えば一気に盛り上がる? たしかに温暖な気候の沖縄は、外で寝ていたら凍死のおそれがある雪国のような心配はなさそうですよね。なんくるないさー精神が生まれたのは、沖縄の恵まれた気候にもよるような気がしました。ところで沖縄男性の恋愛傾向はどのようなものでしょう? 「根は陽気なのですが、けっこう人見知りするため、恋愛には消極的。ただ、ひとたび波長が合いそうだ、趣味が共通している、自分の価値観に近いと感じた相手とは、すぐ仲良しになります。それどころか、一気に深い付き合いになることにも抵抗がありません。当然、それを受け入れてくれる女性を好みます。」 「『細かいことは言わない。お互いに好きならいいよね』というのが基本ですから、結婚年齢も低い傾向です。ただ、我慢するのが苦手なので、ちょっとした口論やケンカがもとで対立し始めると、折り合いをつける・妥協することを面倒くさがります。それより、『もういいよ』とあっさり離婚に向かって進んでしまうのです。事実、沖縄県の離婚率の高さは全国でもトップクラス※2。時間にルーズなところもあるので、デートに遅れてくるのは日常茶飯事。それを受け入れる女性が好まれますね。また、地元愛・郷土愛が強いので、沖縄のことをわかってくれない、沖縄から離れようという気持ちが感じられる女性は、遠ざけようとします。」 熱しやすく冷めやすい、情熱的なところがある沖縄男性。一度嫌になってしまうと破局が近いというのは、沖縄男性と付き合うときに注意したいところです。地元愛が強い沖縄男性を狙う場合は、沖縄をしっかり予習してから挑むとよさそう。とはいえ、観光客や移住先として、魅力満載で多くの人の心をつかむ沖縄。実際にそこに暮らすと、自然となんくるないさー精神が身に付きそうな気もしますね。 出典: ※1 離職率や転職率が全国一高い理由 年齢を重ねても所得が上昇しない【貧困雇用 沖縄経済を読み解く(15)】(琉球新報) ※2 平成28年(2016)人口動態統計(厚生労働省) 【取材協力】 岩中祥史(いわなか・よしふみ)さん 編集企画会社エディットハウス代表取締役。出版プロデューサー、ノンフィクション作家。これまで手掛けた書籍は800冊以上。著書は『名古屋学』『博多学』『札幌学』『広島学』『鹿児島学』『新 不思議の国の信州人』『新 出身県でわかる人の性格』『名古屋の品格』『城下町の人間学』『「いい夫婦」の旅術』など多数。

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