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「五月病」にならないための考え方 精神科医が教える習慣とコツ

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2018年05月16日 07:01  AERA dot.

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写真いつも100点でなくても、たまには80点でもいい(※写真はイメージ)
いつも100点でなくても、たまには80点でもいい(※写真はイメージ)
 新しい仕事や職場に適応できず、不安感や抑うつ感に見舞われる「五月病」。どのような人がなりやすいのか、どのような生活習慣が五月病の引き金になりやすいのか、などをチェックして先手をうつことで、五月病の「予防」につなげることが可能になる。そのポイントを精神科専門医に聞いた。

*  *  *
 五月病は適応障害の一つであり、近年では、新しい職場や仕事に適応できない人など、職場で多くみられるようになった。人形町メンタルクリニック・院長の勝久寿医師は五月病になりやすいタイプとして、「もともと、まじめで完璧主義の人に多いのは明らかでしたが、次のような人も要注意です」と指摘する。

■五月病になりやすいタイプ

・まじめ
・完璧主義
・プライドが高い(自分が一番できる)
・(反対に)自己評価が低い(どうせ私にはできない)
・悲観的に考えがち(また、失敗するかも)
・職場内や家族、友人にサポートしてくれる人がいない
 ※サポートがあると、本人へのストレスの影響が弱まる
・睡眠時間や食事時間を中心に生活のリズムが乱れている
・人間関係が希薄(友人がいない、少ない)
・趣味や運動など、ストレス解消につながる習慣がない
・アルコールやギャンブルへの依存傾向が強い

 以上の該当項目を減らせば、五月病になりにくくすることも可能である。生活を規則正しくする、「いつも100点でなくても、たまには80点でもいい」などと考え方も見直し、自分でできる範囲で該当項目を減らすことが重要である。なかでも、五月病予防を始め、メンタルヘルスの向上に勝医師がとくにすすめるのは、自分の精神的な支えとなる「柱(居場所)」をできるだけ多くもつことである。

「仕事だけが柱となっている生活では、五月病をはじめ、仕事上のトラブルを抱えると途端に柱がなくなり、心の不調を招く恐れがあります。これに対して、家庭をはじめ趣味や運動なども含め複数の柱をもっていれば、一つがうまくいかなくなっても、ほかの柱で健康なメンタルを維持できることになります」

 また、勝医師によると、ストレスを感じたとき、悩みごとを抱えたときに、次のような「考え方」を習慣づけると、ストレスを軽減して、五月病などの心の不調の予防に役立つという。

■ 五月病などを防ぐ「考え方」のコツ

(1)ストレスを多面的にとらえて現実的に考える
 すべてが悪いことではなく、良い面もあるはずと考え、良い面、ポジティブな面を見る。人間関係の悩みなら、苦手な相手は悪い面ばかりが見えがちだが、あえて良い面を見るようにする。苦手な相手とのトラブルなどネガティブなことは、起こる確率を考え、必ずしも起こるわけではないことを理解する。

(2)自分自身を客観的にとらえる
 悩んでいる自分を空から見下ろすイメージで第三者の目で見るようにして、「同じ悩みを相談されたとしたら、自分はどのように答えるか」を考える。悩みの中心が職場なら、職場の嫌なところだけでなく、良いところも探して書き出す。さらに自分自身の強みと弱み、強みの生かし方、弱みの補い方も第三者の目で具体的に書き出してみる。

「五月病などの治療の際には、患者さんの行動の修正として、内向的な生活から変化に富んだ外向的な生活へ、引っ込み思案から、自尊心の回復につながる自己主張へ、などの実現をめざしています。普段からこれらを意識することで、五月病などの予防に生かすこともできます」(勝医師)


(文・近藤昭彦)

【おすすめ記事】社会人は5月病ならぬ「6月病」にかかる?


このニュースに関するつぶやき

  • 余裕がある時でなければ苦手な人の良いところを探す事は不可能だし、趣味があっても仕事でのストレスが大きいと楽しめない。趣味すらやりたいと思わなくなるからね�ͤ��Ƥ��� https://mixi.at/a8k1QXr
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  • ならない様にするのも大切ですが、もしもなってしまったら、逃げるが勝ちだと思います�ͤ��Ƥ���
    • イイネ!20
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