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国産ウイスキー、品薄=原酒不足で一部販売休止

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2018年05月17日 09:05  時事通信社

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時事通信社

写真販売休止となる「白州12年」(同社提供)
販売休止となる「白州12年」(同社提供)
 国際品評会での相次ぐ受賞や炭酸水を加える「ハイボール」人気の浸透を受けて、国産ウイスキーが品薄になっている。熟成に10年超の年月が必要で、供給量をすぐに増やせないためだ。蒸留酒メーカーは製造設備の増強を急いでいるが、在庫不足が広がる可能性がある。

 サントリーホールディングス傘下のサントリースピリッツ(東京)は6月以降、主力商品「白州12年」と「響17年」の販売を休止する。2000年代の低迷期に立てた需要予測に基づき原酒を仕込んだのが理由。同社は16年にも「角瓶〈黒43度〉」の休止を余儀なくされた。アサヒグループホールディングス傘下のニッカウヰスキー(東京)は15年、NHK連続ドラマ「マッサン」のモデルとなった創業者の人気もあって、「余市」の一部などの販売を終えた。

 ウイスキーは麦芽に良質な水を加えて発酵させたものを蒸留後、たるに詰めて熟成させる。たる詰めから原酒ができるまで通常十数年かかるため、対応が間に合わない形。17年の国産ウイスキー出荷量は約14万キロリットルに上り、過去数十年で最低だった07年の2倍を超えた。サントリーは「10年以上前に、現在ほど需要が伸びると想定していなかった」と話す。

 サントリーは13年以降、輸出拡大もにらみ約290億円を投じて貯蔵庫などを順次増強している。ニッカも16年、仙台市の蒸留所で休止設備を復旧し増産に乗り出した。ただ、国内外のファン層拡大に対応できる原酒の量を確保するのは当面難しそうだ。 

販売休止となる「響17年」(サントリースピリッツ社提供)
販売休止となる「響17年」(サントリースピリッツ社提供)

このニュースに関するつぶやき

  • 地元の飲食店に両方置いてあって、ウイスキーメインじゃないから俺しか飲んでないって話なんだけど【今】はどうだろうか(笑)
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  • 高級ウイスキーをハイボールにするって勿体無いと思うけどどうなんだろうね。元々トリスで設計された飲み物だから、わざわざ高級ウイスキーをあんなに薄めるのは勿体無いよね。
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