ホーム > mixiニュース > IT・インターネット > モバイル > ドコモ独占の「P20 Pro」、新AIエージェント、投資サービス――ドコモ2018夏モデルと新サービスの狙い

ドコモ独占の「P20 Pro」、新AIエージェント、投資サービス――ドコモ2018夏モデルと新サービスの狙い

1

2018年05月17日 17:43  ITmedia Mobile

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ITmedia Mobile

写真発表会のプレゼンテーションを担当した吉澤和弘社長
発表会のプレゼンテーションを担当した吉澤和弘社長

 NTTドコモは5月16日、「2018 夏 新サービス・新商品発表会」を開催。iコンシェルの機能を拡充したAIエージェント「my daiz(マイデイズ)」、dポイント使って投資体験できる「ポイント投資」や新端末などを発表した。



【その他の画像】



 今回の発表会のテーマは「For All(すべての人に)」。プレゼンテーションを行ったドコモの吉澤和弘社長は、「みなさまに期待を超える感動と驚きを提供する」新サービスと商品を紹介した。



●新しいAIエージェント「my daiz」



 発表会で最初に紹介されたのは、スマートフォンやタブレットで利用するAIエージェントの「my daiz(マイデイズ)」。2017年10月に発表したAIエージェントサービスがいよいよ、本格始動する。



 「ユーザーに一番身近なスマホだからこそ、誰よりもユーザーを理解する」(吉澤社長)エージェントで、屋外でも屋内でも利用可能。パートナー企業と連携し、従来の「iコンシェル」よりも多彩なサービスを提供する。



 my daizの特徴として、吉澤社長はユーザー情報や端末のデータを使ってユーザーの嗜好・行動を学習することで最適な提案をする「パーソナライズ」、自宅ではスマートスピーカーのように使える「ホーム利用」、ドコモだけではできないサービスやサポートを、パートナーとともに提供する「パートナー企業との連携」の3つを挙げる。



 例えばmy daizは、天気予報が「雨」の場合、ユーザーの帰宅のタイミングに合わせて傘の要否を示してくれる。スマートスピーカーのように「音声で問いかけると音声で返答する」のが基本だが、内容によっては端末の画面にテキストや画像を表示して返答してくることもある。パートナー連携では、my daizでタクシーを呼ぶシーンをイメージ動画として紹介した他、吉澤社長が結婚記念日のためにパートナー企業である高島屋のオンラインショップで花束を注文するデモも行われた。



 開始時点では、33のパートナー企業が参画。自社で提供する「dサービス」を含めて56サービスがmy daizと連携利用できる。例えば「dマガジン」では、読みたい雑誌を対話で検索できたり、キーワードに該当する複数の雑誌を提案してくれたりする。



 吉澤社長は「2020年までにパートナーを150まで増やしたい」と意気込みを語る。



 天気予報、乗り換え案内やパートナー機能は無料で使える。ユーザーの行動を先読みしてプッシュ提案する機能など、my daizの全機能を使う場合は月額100円(税別)の利用料金がかかる。なお、スマホ版iコンシェル(月額100円)を既に利用している場合は「my daiz/iコンシェル(月額コース)」として追加料金なしで利用できる。



●スマホで手軽に投資できる「ポイント投資」「THEO+ docomo」



 「beyond宣言」の下、ドコモはFinTech(IT技術を利用した金融サービス)の取り組みを推進している。その一環として今回発表されたのが、「ポイント投資」と「THEO+ docomo」という2つの投資サービスだ。



 ドコモが投資サービスを始める理由として、吉澤社長は「最近は貯蓄から資産形成へと関心が移っているが、日本は欧米に比べて資産運用の割合が低い。投資に興味があっても、難しい、まとまったお金がないとできないと考える人が多い。そのような人に向けて、ドコモならではの分かりやすい投資サービスを提案する」と説明した。



 ポイント投資は、dポイントを使って「投資」を体験できるサービス。本人確認や面倒な手続きは不要で、「dポイントクラブ」のアプリやサイトから手軽に利用できる。積極的にリターンを狙う「アクティブコース」と、安定的な運用を目指す「バランスコース」の2つのコースのどちらかを選び、運用するdポイント数を決めるだけで利用できる。選んだコースに応じて運用中のポイントが毎日変動し、好きなタイミングで通常のdポイントに戻せる。



 もちろん、一般的な投資と同様にポイントが増えることもあるが、“減ってしまう”こともある。



 一方、THEO+ docomoは、「ポイント投資で楽しさを感じたら利用してもらいたい」(吉澤社長)という本格的な資産運用サービス。AIを活用した資産運用サービス「THEO」を提供するお金のデザインとの協業で提供する。



 お金のデザイン谷家衛会長は、スマホで誰でも簡単に資産運用ができること、機関投資家が採用している最新の運用手法を駆使していることと、ドコモとの提携で実装した「THEO AIアシスト」の3つをTHEOの特徴として挙げた。THEO AIアシストはマーケットデータに加え、ニュース、SNSなどの自然言語データをAIで解析し、大幅に下落する可能性のある銘柄を探り出すという新機能。AIがポートフォリオを自動的に入れ替えることで、ポートフォリオ全体で損失が発生するリスクを抑制できるという。



 THEO+ docomoで資産を運用した場合、毎月末時点の残高1万円につきdポイントが1.5ポイント付く。my daizとも連携するという。



 「dカード」「dカードゴールド」の保有者については、「日々の買い物のお釣りを貯金するような感覚で資産運用ができる」(吉澤社長)「おつり」積み立ても利用できる。



●端末も充実 「P20 Pro」はドコモ独占販売



 新サービスに続き、2018年夏商戦向けの新端末が紹介された。今回の夏モデルは「ネットワーク」「カメラ」「オーディオの大きな進化」を特徴としている。



 ネットワーク面では、大きな鉄道駅、東京ディズニーリゾート、ユニバーサルスタジオジャパンなど、東名阪エリアにある人が多く集まる施設とその周辺で国内最速の下り最大988Mbps(理論値)の通信サービスを開始する。



 今回発表されたモデルでは、Xperia XZ2/XZ2 Premium、Galaxy S9/S9+、AQUOS R2とHUAWEI P20 Proの6機種がこの高速通信に対応している。これらの機種は、「5波キャリアアグリゲーション(CA)」も利用可能で、988Mbpsエリア外でも下り最大794Mbps(理論値)の高速通信を実現している。



 さらに、これら6機種とXperia XZ2 Compactは、上り通信も最大75Mbps(理論値)に高速化される。



 カメラ面では「プロ並みの暗所撮影」「望遠」「自然なボケ撮影」に対応するカメラを備えるスマホを複数機種用意したことをアピール。オーディオ面では「Dolby Atmos」に対応する機種を複数そろえたことを紹介した。



 個別の機種紹介は、デザインを一新したXperia XZ2ファミリーから行われた。「Xperia XZ2 SO-03K」については、世界で初めて4K(3840×2160ピクセル)のHDR(高ダイナミックレンジ)動画撮影に対応したこと、pスーパースローモーション撮影」の撮影解像度がフルHD(1920×1080ピクセル)にも対応したことや、映画やゲームの音を解析して端末が振動する「ダイナミックバイブレーションシステム」を取り上げた。



 「Xperia XZ2 Compact SO-05K」については、ディスプレイが5型に大型化しながらも、横幅を65mmに抑えて持ちやすくしたこと、XZ2と同等のカメラで多彩な撮影が楽しめることを挙げ、「渾身のコンパクトモデル」と胸を張った。



 「Xperia XZ2 Premium SO-04K」については、画像処理専用プロセッサ「AUBE(オーブ)」を駆使して暗いところでも明るく自然な色合いで撮影できるXperia初のデュアルカメラを「圧巻の性能」と表現。4K HDRディスプレイも搭載していることから、「撮影した4K HDR動画をそのままの画質で再生できるのは世界でこのモデルだけ」と評価した。



 次に紹介されたのは、「Galaxy S9 SC-02K」と「Galaxy S9+ SC-03K」。両者ともに「カメラ、ディスプレイ、サウンド、デザイン、すべてが最高品質」と賞賛した。



 両機種は、アウトカメラの絞りが自動調整され、昼でも夜でもシーンにあった撮影が可能。また、Galaxyシリーズ初となるステレオスピーカーを搭載し、Dolby Atmosに対応したことで迫力のあるサウンドを楽しめると語った。さらに、簡単にアバターを作ってスタンプにもできる「AR絵文字」の紹介では、吉澤社長自身のスタンプを披露した。



 続いて紹介されたのは、動画と静止画の2つの専用カメラを搭載した「AQUOS R2 SH-03K」。動画撮影中にもう1つのカメラで静止画も撮れるので「ベストショットを取り逃がさない」と説明。さらに、今回の発表機種で唯一、Dolby AtmosにDolbyのHDR映像規格「Dolby Vision」に対応していることから「映画館のような映像を楽しめる」とも語った。



 「国内ではドコモ限定発売」(吉澤社長)となる「HUAWEI P20 Pro HW-01K」については、「カラー」「モノクロ」「望遠」のトリプルLeica(ライカ)カメラを搭載していることに加え、AIが19のシーンを素早く認識して、最適な設定に切り替える機能も紹介した。また、下り最大8Mbps通信やVoLTEといったドコモのネットワークサービス仕様への適合に加えて、国内でニーズの高い防水やおサイフケータイに対応したことを高く評価していた。



 docomo with対象端末は「LG style L-03K」と「arrows Be F-05K」の2機種。「新料金プランの『ベーシックシェアパック』や『ベーシックパック』と組み合わせることで、さらにお得にスマホを利用できる」とアピールした。



 L-03Kは、docomo with端末では最大クラスの大容量メモリとバッテリーを搭載。ハイスペックモデルでトレンドとなったアスペクト比18:9のディスプレイも採用した意欲作だ。一方、F-05Kは暗いところでも素早く正確にピントが合うカメラが特徴。画面が割れにくいだけでなく、泡ハンドソープでも洗えることも魅力だ。



 その他、8型タブレットの新モデル「dtab Compact d-02K」やビジネス向けタフネススマホ「TOUGHBOOK P-01K」も紹介された。



 d-02Kはdtab Compactとしては初めてデュアルカメラを搭載し、防水にも対応した。



 「運送業界や建設業界で働く方々から、もっと頑丈なスマホが欲しいという声をたくさんいただいていた」(吉澤社長)ことから登場することになったP-01Kは、基本的に法人向けモデル。ただし、個人でもドコモショップで購入できるという。



 この後、吉澤社長は報道関係者からの質疑応答と囲み取材に臨んだ。その模様は、別の記事でお伝えする。


このニュースに関するつぶやき

  • DOCOMOは今後はHUAWEIの上位機種を独占販売するのかもね、SONYの上位機種の独占は止めて
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

あなたにおすすめ

ランキングIT・インターネット

前日のランキングへ

ニュース設定