ニューカッスルがアトレティコ・マドリードに所属する元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスに関心を示しているようだ。19日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。
トーレスは今シーズン限りでのアトレティコ・マドリード退団を明言している。トーレス獲得に関心を示しているクラブは数多く報じられているが、ニューカッスルもそのうちの1クラブのようだ。
ニューカッスルがトーレスに関心を持つことになったきっかけは、同クラブの指揮を執るラファエル・ベニテス監督の存在だという。ベニテス監督はリヴァプールとチェルシーで指揮を執っていた頃にトーレスを指導しており、ニューカッスルで3度目となる同選手との共演を望んでいる模様だ。
ベニテス監督はトーレス獲得の可能性について以下のように述べている。
「彼がここに来る可能性は低いだろう。けれども、私たちが彼に関心を持っているということは事実だ。移籍の現場で何が起こっているか私は知らないが、現段階で彼は他のクラブのことを考えていると思う。(トーレス獲得が)難しいということは承知の上だが、何かアクションを起こせたらいいね」
また、ベニテス監督はトーレスとの思い出についても次のように話している。
「リヴァプールでの彼の活躍は驚異的なものだった。チェルシーに移籍してから彼は不遇の時を過ごしたが、私たちがヨーロッパリーグを獲得するのに彼の存在は必要不可欠だった」
かつての指揮官からのラブコールに応え、トーレスがニューカッスル行きを決断する可能性はあるだろうか。トーレスの去就に注目が集まっている。