多分野口健氏は、彼の置かれた状況をある程度わかっていたんだろうな。その上でいろんな言葉を飲み込んで慎重に選んだコメントだったのだろう。

野口さんは栗きんとんを肯定しなかったけど、決して否定はしなかった。考え方はどうあれ栗きんとんはエベレストに触れてんだもんな。野口さんはそれを見てる。この人の言葉が一番重い。

美談にする必要はない。さりとて死者を侮蔑するのもおかしい。考えるべきことはたくさんあるが、決断するのは当人だ。誰であれ他人を嘲るのがmixiだとしても言葉は選ぼう。誰に向けたとて、汚い言葉は自分が堕ちる。

指を失った時点でやめておけばよかったのに。栗城さん『死ぬなら山で』って決めていたかのような最期。けど御遺体が見つかっただけまだマシか。植村直己さんなんてマッキンリーで消息を絶ってから現在までまだ見つかってないんだもんな

＞引くに引けない状況まで　ココだろうね、周りが追い込んでたんだと思うよ、変な期待をして逃げ道ふさいだわけだからね、自殺に追い込んだようなものだよ、彼にはもっと別の道があったと思うけどね

・・・言葉を選んでいるなあ、さすがは大人だ。

ネット等で知った情報の文字だけ読んで、ネットでそれらしく語る人間って薄っぺらいことがよく分かる記事。経験と情報の差は大きすぎる。

山が好きで登っていたのだろうか。引くに引けないなんて書いてるけど。

『「シェルパ基金」の子供たちとの再会。この活動は僕にとってネパールで一番長く続けている活動。山で遭難死してしまったシェルパの子供たちへの教育支援です。』野口ツイ〜協力してくれるシェルパも亡くなる。こういった支援も必要ですね。

野口健「あんなのと一緒にするなや。心外だ！」と思ってるよ(笑)

命を落としてしまっては全てが終わり｡　無謀だったのが原因みたいですが、彼に続く人がでないことを祈ります。

『山で死んではならない』これを実現するには山へ登らない事、それ以外にはない。山での生死なんて自然の気まぐれで簡単に決まる。YOUTUBEに動画で挙がっているがエベレストには息絶えた登山家が今も累々と眠っている。

エベレストは神々の住む領域。人知の及ばない世界。そこで戦ってきた野口さんだからこそ出る言葉だと思う。平地にいる我々があれこれ言うべきではない。今は栗城さんが安らかに眠れることだけを祈ります。