メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、相手選手への平手打ちによりレッドカードで退場となった。
イブラヒモヴィッチは21日、敵地でのモントリオール・インパクト戦に先発出場。0−0で迎えた39分、ボールと関係のないところでカナダ代表MFマイケル・ペトラッソに足を踏まれた。イブラヒモヴィッチは直後にペトラッソの右ほほを右手で叩き、両選手ともにピッチへ倒れ込んだ。
主審はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で映像を確認し、ペトラッソにイエローカードを提示。そしてイブラヒモヴィッチはレッドカードを受け、退場処分となった。
前半途中で数的不利となったロサンゼルス・ギャラクシーだが、75分の決勝ゴールで1−0と勝利。大手メディア『ESPN』によると、同クラブを率いるジギ・シュミット監督は試合後、イブラヒモヴィッチが足を踏まれた位置がペナルティーエリア内だったことを指摘し、PKを与えられなかったことに不満を示していた。
「あのステップがアクシデントなら、彼にはなぜイエローカードが提示されたのか?故意に足を踏んだのなら、我々はPKを得るはずだ」
なお、イブラヒモヴィッチとペトラッソの行為を収めた動画はMLS公式ツイッターにて公開。当該ツイートは日本時間22日12時30分時点で、3000以上のリツイートを記録している。
https://twitter.com/MLS/status/998652608574251010