ナポリのスペイン代表GKホセ・マヌエル・レイナが、退団し、ミランに移籍することを明言した。イタリア紙『コッリエーレ・デッロ・スポルト』が25日に報じた。
レイナは同紙のインタビューで「これからもずっとナポリを愛し続ける。ナポリに在籍した4年間はとても素晴らしい時間だった」とナポリへの忠誠を誓い、契約が満了となる今シーズン限りでナポリを退団することになると明言した。
さらに、「自分はミランに行く。私にとっては新たなかけがえのない経験になるだろう。世界で最も重要なクラブの一つだ」とコメントし、新天地は予てから噂されていたミランになると打ち明けた。
ミランには、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが所属。パリ・サンジェルマンやレアル・マドリードなどへの移籍の噂が持ち上がっているが、レイナの加入が決定的になったことにより、ドンナルンマの去就も一層注目されることが予想される。
現在35歳のレイナは、2013年にリヴァプールからナポリにレンタル移籍で加入。2014年夏には完全移籍でバイエルンに移籍するものの、翌年夏に今度は完全移籍でナポリに復帰し、4シーズンでセリエAの141試合に出場し、失点は125だった。