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あの日から買い続けた少年ジャンプ 津波で失った息子へ

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2018年06月13日 10:41  朝日新聞デジタル

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写真丹野祐子さんは新しい自宅の公太くんの部屋に、きれいに週刊少年ジャンプを並べた=2018年6月11日午後、宮城県名取市閖上、福留庸友撮影
丹野祐子さんは新しい自宅の公太くんの部屋に、きれいに週刊少年ジャンプを並べた=2018年6月11日午後、宮城県名取市閖上、福留庸友撮影

 350冊の「週刊少年ジャンプ」が、新しい部屋の壁一面を埋めている。震災から7年3カ月。宮城県名取市閖上を襲った津波で亡くなった息子のため、母親が毎週買い続けてきた。


 丹野祐子さん(49)の長男、閖上中1年だった公太くん(当時13)が遺体で見つかったのは、3月末のこと。公太くんは毎週小遣いでジャンプを買い、部屋で友達と読んでいた。続きが気になるだろうと、祐子さんは思った。


 最初は棺に置き、次は仏壇に供えた。新しいジャンプを買うと、前の号は仮設住宅の押し入れに積む。震災前、公太くんの古い漫画を勝手に処分したこともある。本当は読み返したかったのかもしれない。捨てられなかった。


 月曜が来ると生協で、売り切れていればコンビニかショッピングセンターの書店へ。生まれる前に始まった「ONE PIECE」は、連載が今も続く。「ハイキュー!!」は震災の翌年から。バレーボール部だったから、きっと好きに違いない――。


 先月末、自宅を再建。2階7畳間を公太くんの部屋にした。並べてみて3号分が欠けていると気づき、バックナンバーを注文した。本棚はまもなくいっぱいになる。


 生きていれば20歳。ジャンプは、今年で終わりにしようと思っている。(石橋英昭)


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  • これこそまさに平静(を装うための)jump
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  • 天国で読んでると思うよー母ちゃんありがとうって。もういいからそれより身体に気をつけていつも笑っていてと言ってるよ。たぶん。
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