セカンドチャンスを無駄にした母親、飲酒運転で懲役刑(英)

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2018年06月19日 15:52  Techinsight Japan

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飲酒運転で懲役刑を科せられた母(画像は『Daily Record 2018年6月17日付「Drink-drving mum jailed after judge slams her ‘cock and bull excuses’」(Image: Stoke Sentinal)』のスクリーンショット)
自分が犯した罪に対して、判事からセカンドチャンスを与えられたにもかかわらずそれを無駄にした母親。このほど判事が「無責任な違反行為は非難されるべきである」として、この母親に6か月の懲役刑を下した。『Daily Record』『Stoke Sentinel』などが伝えている。

英ストーク=オン=トレントのゴールデンヒルに住む母親レイチェル・ロバーツ(33歳)は、基準値の3倍を超えたアルコールを摂取した状態でハンドルを握り、赤信号を無視して勢いよくカーブを曲がった上、歩行者を危うく轢きそうになった。今年3月にストーク=オン=トレント刑事法院で危険な運転および飲酒運転を認めたレイチェルは、ポール・グレン判事から9か月の執行猶予付き有罪判決を言い渡され、保護観察サービスの面会に出向くよう命じられた。

ところがレイチェルは、2度も面会を欠席した。保護観察サービスのキャロライン・ハリス検察官によると、レイチェルは3月28日に片頭痛がすると言い欠席したが、それを証明する医学的証拠を提示することを怠った。さらに5月8日の面会にも、財布と携帯電話を盗まれたという理由で欠席。こちらも警察への被害届ナンバーを提出しなかった。

でたらめな言い訳をして2回の面会を欠席したことは、執行猶予中の違反行為に他ならない。このほど同裁判所で行われた裁判でレイチェルは違反行為を認め、バリー・ホワイト弁護士が「被告の違反行為はこれが初めてであり、本人も十分に反省している。今度違反すれば、間違いなく刑務所行きだということは本人も自覚している。どうか再びチャンスを与えてやってほしい」と願い出た。しかしグレン判事は「被告の犯した本来の罪は非常に深刻であった。3月に執行猶予の判決を下した時、私は判決に対する言い訳など通用しないと警告したはずだ。チャンスを与えられたにもかかわらず、命令に背き違反した行為はまったくもって無責任でしかなく、非難されるべきものである」とレイチェルを厳しく糾弾した。結果としてレイチェルには6か月間の実刑判決が科せられ、現在は刑務所で服役中という。

このニュースを知った人からは「またまた“母親”と呼ぶには不適切な女の犯罪ニュースだな」「執行猶予が9か月間だったのだから、違反したら少なくとも9か月は刑務所に入れるべきだと思うけど」「子供がいるからという理由で、甘い判決が下される事件はたくさんある。犯罪者とはいえ、そういう区別をすべきではない」「こういう奴がまた後で運転できるというのが腹立たしい。免許を剥奪してしまえ」といった声があがっている。

画像は『Daily Record 2018年6月17日付「Drink-drving mum jailed after judge slams her ‘cock and bull excuses’」(Image: Stoke Sentinal)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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