エミネム “銃声効果音”の批判に「うるさいのがイヤならショーに来るな」

0

2018年06月19日 18:32  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

エミネム、批判に反撃(画像は『Marshall Mathers(eminem) 2018年4月24日付Instagram「Great getting to know y’all these past couple weekends @coachella... who took my bandana?」(Photos: @jeremydeputat)』のスクリーンショット)
米時間6月7日から10日にテネシー州にて開催された野外ロック・フェスティバル「ボナルー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(ボナルー・フェスティバル)」に、超人気ラッパーのエミネムが登場。多くのファンが彼のショーを楽しんでいたのだが、彼のパフォーマンスの最中に本物の銃声と聞き分けが困難な「バーン」という音が複数回鳴り響き、楽曲用の「効果音」とは知る由もないファンの中には悲鳴をあげる者、また3度、4度と同様の効果音が使われたことで「銃乱射事件発生か」と怯え、会場から逃げ出す人もいたという。

コンサート会場や学校での銃乱射事件などがたびたび問題となるなか、あたかも銃声のような効果音をショーで使用したエミネム。当然のごとく痛烈に批判されメディアにも大きく取り上げられたが、エミネムは特に反省しておらず「ショーを観るか観ないかは本人次第」とファンに判断を委ねている。このほどデラウェアでもエミネムはショーを披露したが、開始前にはステージ上に設置された巨大スクリーンに以下のメッセージを表示し、ファンを驚かせた。

「大きな音にビビる人、そして不適切な歌詞に腹が立つ人はここにいるべきじゃないぜ。エミネム」

強気の姿勢を誇示しているエミネムに「彼らしい」と気にしないファンがいる一方で、「銃乱射事件やテロ事件が頻発するご時世だけに、怖がらせるようなことはしないでほしい」という声も。SNSには彼の“効果音”について、以下のようなコメントが多く書き込まれている。

「あの効果音はシャレにもならなかった。」
「音がなるたび、会場の人々は(怯えて)伏せていた。」
「マジで最悪。あんな効果音を使うから、会場を出るハメになった。悪趣味、恥を知れ。」

ひと昔前であれば、パトカーの音や銃声が効果音に使用されても、逃げ出す人はそれほどいなかったはずだ。しかし今は嘆かわしいことに「人が集まる場は殺戮の場になり得る」という危機感を常にもっていなければならないのだ。

画像は『Marshall Mathers(eminem) 2018年4月24日付Instagram「Great getting to know y’all these past couple weekends @coachella... who took my bandana?」(Photos: @jeremydeputat)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)
    ニュース設定