スペイン、アジアの鉄壁に苦戦もD・コスタ弾で初白星…イランは不運な失点で惜敗

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2018年06月21日 04:56  サッカーキング

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D・コスタのラッキーな2試合連続ゴールでスペインが初白星 [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第2戦が20日に行われ、イラン代表とスペイン代表が対戦した。

 イランはグループB第1戦で唯一白星を収め、首位スタート。今試合はエースのサルダル・アズムンらが先発出場で、エールディヴィジ得点王のアリレザ・ジャハンバフシュはベンチスタートとなった。対するスペインは、欧州王者ポルトガル代表と打ち合いを演じ3−3のドロー発進。今試合は第1戦2ゴールのジエゴ・コスタや、アンドレス・イニエスタらが先発出場した。

 前半はスペインがポールを完全に支配する一方、イランは全員が自陣に引いて6バック気味の鉄壁を作り、豪華タレント軍団に決定機を与えない。前半アディショナルタイムにダビド・シウバが放ったシュートもDFにブロックされ、スコアレスのまま折り返す。

 後半に入って53分、耐え続けるイランにチャンスが訪れる。ロングスローからのクリアボールにエリア内左のカリム・アンサリファルドが反応し、ダイレクトで強烈な右足ボレーを放つが、これはわずかに枠の左に外れた。

 すると、試合が動いたのは直後の54分、D・コスタがエリア内でイニエスタのスルーパスを受けると、ターンしたところでDFにカットされたが、ボールはD・コスタの右足に当たってゴール左隅に吸い込まれた。D・コスタの2戦連発、今大会3ゴール目でスペインが先制した。

 不運な形で失点したイランは62分、右サイドのFKで中央の混戦から、サイード・エザトラヒがこぼれ球を押し込んでゴールネットを揺らす。イランの選手は歓喜に湧いたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の判定により、オフサイドで惜しくもノーゴールとなった。

 試合はこのまま1−0でスペインが初勝利。イランは惜しくも敗れ、ポルトガル、スペインと勝ち点「3」で並ぶ結果となった。グループB第3戦は25日に行われ、イランはポルトガル代表と、スペインはモロッコ代表と対戦する。

【スコア】
イラン代表 0−1 スペイン代表

【得点者】
0−1 54分 ジエゴ・コスタ(スペイン)

このニュースに関するつぶやき

  • 滅多にやらないスペインよりも、日本はイランとはワリとやる相手だけに…スペインにこれだけ食いついた戦いをしたイランに脅威を感じる。 強いわ…イラン。 あのオフサイドがなかったら引き分けだった訳だしね。
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