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縁ギザギザの「ギザ10」…1枚8万円? なぜ生まれた、価値に迫る 完全未使用品は存在するのか

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2018年06月21日 07:01  ウィズニュース

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写真1952年発行の「ギザ10」(朝日新聞)
1952年発行の「ギザ10」(朝日新聞)

 通称「ギザ10」。縁にギザギザがついた10円玉ですが、一度は集めた経験があるのではないでしょうか。ふと財布をのぞいた時、ギザ10があったら幸せな気持ちになります。小さい時、物知り顔な友人が「ギザ10は30円の価値があるよ」と教えてくれましたが本当でしょうか。これって一体どういう経緯で生まれたのでしょうか? 調べてみました。(朝日新聞記者・影山遼、丹治翔)

【画像】ギザ10に穴のない5円玉… 昔懐かしいお金たち そういえば、こんな硬貨あったなの品々

あの『日本貨幣カタログ』
 まず、気になるギザ10の価格です。記者の愛読書である『日本貨幣カタログ2018』を参考にします。コイン販売業者らでつくる日本貨幣商協同組合が発行しています。現在の貨幣でなく、昔の刀幣や古文銭、大判金などの価格が列挙されています。

 貨幣ごとの保存状態によって「完全未使用品」「未使用品」「極美品」「美品」「並品」の5段階に分かれ、それぞれの価格が載っています。

ハードルの高い完全未使用品
 早速ギザ10のページを見てみましょう。ありました、10円青銅貨(ギザあり)と書かれています。

 一番高いのは昭和26年(1951年)の「完全未使用品」で8万円。他も、完全未使用品は1万8千円〜5万円と高額です。ただ、発行されたのはわずか7年間で、一番新しくても昭和33年(1958年)のため、完全未使用品が出てくる望みは薄いです。

並品は…?鑑定料高し
 一番あるとしたら「並品」でしょうか。こちらの定義は「全体に摩耗がすすみ高い部分の図案の多くが消えている。キズが多く、汚れ、変色も全体に見られる」です。昭和26年で50円、昭和32年で80円、昭和33年で100円。やはり常識内の価格でした。昭和27〜30年は額面通り10円です。

 発行枚数は単純計算で1億7千万枚ほど。出会う可能性が低いとは言い切れません。

 ちなみに、日本貨幣商協同組合の鑑定料は、鑑定品の価格が10万円未満なら5千円、1千万円以上なら15万円などとなっています。偽物や鑑定不能品は1品につき5千円かかるということです。これは鑑定するかどうか少し迷う値段です。

ギザ10誕生の経緯
 話はそれましたが、次にギザギザの意味です。貨幣を製造している造幣局の職員によると、昭和26〜33年(1951〜58年)の10円は、当時の最高額面であることを示すために、縁にギザギザがつけられています。

 7年間だけのことで、道理でほとんど見かけないわけです。

 さらに、造幣局のQ&Aコーナーをのぞくと、ギザ10に関して「昭和26年(1951年)に当時の最高額面として10円貨が登場したため、ギザがつけられていましたが、昭和32年(1957年)に100円銀貨が発行され、この100円貨との区別が難しかったことから、昭和34年(1959年)にギザなしのデザインへと変わりました」と詳しく答えていました。


 ギザ10、思ったほど価値はありませんでした。しかし、四つ葉のクローバーと同じような幸せの象徴だと勝手に思っています。これからもお釣りで10円玉をもらったら、ギザ10かどうか確かめてみようと心に決めています。

このニュースに関するつぶやき

  • お金?の漫画で、ギザ10は一部の噂で金だかが混ざってるから泥棒が周りから少し削ってったとか書いてあって、へーって思ってた時代もあった
    • イイネ!0
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  • なんか、ギザ10って集めたくなるけど、気づいたら使ってしまっているw
    • イイネ!79
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