14年目が終了…交流戦の“通算順位”は?

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2018年06月22日 12:11  ベースボールキング

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やっぱり強いソフトバンク(C)KYODO NEWS IMAGES
◆ 初の200勝、200敗チームが誕生

 6月21日、甲子園球場で行われた阪神−オリックスの一戦をもって2018年のセ・パ交流戦は全日程を終了した。

 今年は特に悪天候による中止が多く、22日からすぐにリーグ戦が再開と慌ただしい流れになっている。一時はダブルヘッダーの開催が噂されるなど、期間中に終わることができるかどうかも危ぶまれていただけに、なんとか消化しきれたという印象だ。

 2005年から始まった交流戦も今年で誕生から14年。その間には試合数の増減をはじめとする様々なレギュレーションの変更があったが、これまでの14年間でどのチームが交流戦に強く、どのチームが交流戦で苦戦を強いられてきたのだろうか。今回は各球団の14年間通算の戦績を調べてみた。


◆ 交流戦・各球団の通算成績(上位)

1位 .627 ソフトバンク
☆通算:203勝121敗12分
−vs.広:35勝17敗4分(.673)
−vs.De:39勝16敗1分(.709)
−vs.巨:34勝22敗0分(.607)
−vs.神:30勝23敗3分(.566)
−vs.ヤ:34勝20敗2分(.630)
−vs.中:31勝23敗2分(.574)


2位 .547 ロッテ
☆通算:176勝146敗14分
−vs.広:31勝22敗3分(.585)
−vs.De:32勝23敗1分(.582)
−vs.巨:32勝21敗3分(.604)
−vs.神:24勝27敗5分(.471)
−vs.ヤ:28勝28敗0分(.500)
−vs.中:29勝25敗2分(.537)


3位 .546 日本ハム
☆通算:178勝148敗10分
−vs.広:33勝22敗1分(.600)
−vs.De:33勝22敗1分(.600)
−vs.巨:25勝29敗2分(.463)
−vs.神:29勝26敗1分(.527)
−vs.ヤ:28勝25敗3分(.528)
−vs.中:30勝24敗2分(.556)


4位 .520 巨人
☆通算:170勝157敗9分
−vs.西:33勝22敗1分(.600)
−vs.日:29勝25敗2分(.537)
−vs.ソ:22勝34敗0分(.393)
−vs.オ:31勝22敗3分(.585)
−vs.ロ:21勝32敗3分(.396)
−vs.楽:34勝22敗0分(.607)


5位 .508 西武
☆通算:167勝162敗7分
−vs.広:24勝30敗2分(.444)
−vs.De:31勝24敗1分(.564)
−vs.巨:22勝33敗1分(.400)
−vs.神:30勝26敗0分(.536)
−vs.ヤ:34勝21敗1分(.618)
−vs.中:26勝28敗2分(.481)


6位 .500 中日
☆通算:163勝163敗10分
−vs.西:28勝26敗2分(.519)
−vs.日:24勝30敗2分(.444)
−vs.ソ:23勝31敗2分(.426)
−vs.オ:33勝22敗1分(.600)
−vs.ロ:25勝29敗2分(.463)
−vs.楽:30勝25敗1分(.545)


 交流戦通算成績の1位はソフトバンク。これは予想通りだっただろう。なにせ14年の歴史の中で7度も最高勝率に輝いており、2011年には18勝4敗2分の勝率.818という驚異の交流戦レコードを叩き出した。

 今年は4年連続の最高勝率こそ逃したものの、きっちりと勝ち越して史上初の交流戦200勝超えを達成。ここまで交流戦で稼いだ貯金は「82」と異次元の強さを誇っている。

 以下、2位のロッテと3位の日本ハムはわずか1厘差。交流戦初代王者でもあるロッテだが、実は負け越しも4回記録するなど苦戦を強いられる年もあった。

 セ・リーグ勢では2度の最高勝率を誇る巨人が4位で最上位。中日もここ6年で4度負け越しと近年は苦しい戦いが続いているものの、通算ではちょうど勝率5割で6位にランクインした。



◆ ◆ 交流戦・各球団の通算成績(下位)

7位 .495 オリックス
☆通算:162勝165敗9分
−vs.広:31勝24敗1分(.564)
−vs.De:35勝20敗1分(.636)
−vs.巨:22勝31敗3分(.415)
−vs.神:27勝27敗2分(.500)
−vs.ヤ:25勝30敗1分(.455)
−vs.中:22勝33敗1分(.400)


8位 .489 阪神
☆通算:159勝166敗11分
−vs.西:26勝30敗0分(.464)
−vs.日:26勝29敗1分(.473)
−vs.ソ:23勝30敗3分(.434)
−vs.オ:27勝27敗2分(.500)
−vs.ロ:27勝24敗5分(.529)
−vs.楽:30勝26敗0分(.536)


9位 .473 ヤクルト
☆通算:155勝173敗8分
−vs.西:21勝34敗1分(.382)
−vs.日:25勝28敗3分(.472)
−vs.ソ:20勝34敗2分(.370)
−vs.オ:30勝25敗1分(.545)
−vs.ロ:28勝28敗0分(.500)
−vs.楽:31勝24敗1分(.564)


10位 .464 楽天
☆通算:154勝178敗4分
−vs.広:27勝29敗0分(.482)
−vs.De:30勝24敗2分(.556)
−vs.巨:22勝34敗0分(.393)
−vs.神:26勝30敗0分(.464)
−vs.ヤ:24勝31敗1分(.436)
−vs.中:25勝30敗1分(.455)


11位 .443 広島
☆通算:144勝181敗11分
−vs.西:30勝24敗2分(.556)
−vs.日:22勝33敗1分(.400)
−vs.ソ:17勝35敗4分(.327)
−vs.オ:24勝31敗1分(.436)
−vs.ロ:22勝31敗3分(.415)
−vs.楽:29勝27敗0分(.518)


12位 .392 DeNA
☆通算:129勝200敗7分
−vs.西:24勝31敗1分(.436)
−vs.日:22勝33敗1分(.400)
−vs.ソ:16勝39敗1分(.291)
−vs.オ:20勝35敗1分(.364)
−vs.ロ:23勝32敗1分(.418)
−vs.楽:24勝30敗2分(.444)


 上位はソフトバンクが頭ひとつ抜けていたが、下位もDeNAがやや抜けた最下位。勝ち越しも4回記録しながら、負ける時はとことん負けるというのが特徴で、2015年には3勝14敗1分の勝率.176と地獄を見た。なお、今年の最終戦で楽天に敗れ、それが通算200敗目だった。

 また、広島も近年の充実ぶりからは意外な印象もあるが、過去14年で9度も負け越しを経験するなど、伝統的に交流戦は苦手としている。

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