京王高速バスを活用した貨客混載、長野県駒ヶ根市の農産物を輸送

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2018年06月22日 12:13  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
京王電鉄と長野県駒ヶ根市は21日、高速バスを活用した貨客混載により、駒ヶ根市の農産物を東京へ輸送・販売する販路拡大事業を6月26日から開始すると発表した。京王電鉄が岐阜県高山市と連携し、2017年9月に開始した貨客混載による農産物等を輸送・販売する取組みを拡大させたものとなる。

駒ヶ根市は長野県南部に位置し、南アルプス・中央アルプスを望む中山間地域。これらアルプスの山々からの伏流水、昼夜の寒暖差がはっきりとした内陸性気候など、この地域ならではの自然の恩恵を活かした農産物の栽培が行われている。年間を通して晴天率が高く、太陽の恵みを浴びたおいしい農産物が収穫されるという。

京王グループは1984年から高速バス路線「伊那飯田線」を運行しており、駒ヶ根市も観光案内所「中部地方インフォメーションプラザ in 京王新宿」(2016年7月開業)に地域の観光情報を発信するブースを出展するなど、観光送客を中心に連携を強化してきた。

今回開始される事業では、京王バス東が運行している高速バス路線「伊那飯田線」(新宿〜駒ヶ根間)において、新宿方面行のトランクを活用し、駒ヶ根市の新鮮な野菜や旬の果物などを東京へ定期的に輸送。京王ストア八幡山店で販売する。おもな農産物はトマト・ホウレンソウ・アスパラガス・トウモロコシ・キュウリ・イチゴ・リンゴ・柿など。

今回の取組みはこれまでの連携に加え、駒ヶ根市の新鮮な農産物の販売を通じた京王ストアの魅力度向上、駒ヶ根市の知名度向上と新たな観光需要の掘り起こしをめざし、実施するという。(木下健児)

このニュースに関するつぶやき

  • 高速バスのトランクは、盆暮れ以外は結構空いてますからね。いいアイデアだと思います。
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