強力打線で投手力をカバー?3位に浮上した中日

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2018年06月24日 10:11  ベースボールキング

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中日の森繁和監督
交流戦終了時点でセ・リーグ最下位だった中日が、3連勝で3位に浮上した。

 落合博満氏が監督を務めていた時代は投手力を中心にした“守り勝つ野球”で、8年間で4度のリーグ優勝、1度の日本一を達成し黄金時代を築いた。2011年にはリーグワーストのチーム打率.228ながらも、チーム防御率リーグトップの2.46でリーグ制覇したこともあった。

 2013年から5年連続Bクラスに沈む中日。冒頭でも述べたように交流戦が終了した時点ではリーグ最下位だった。交流戦最終戦となった17日の西武戦、15安打11得点を奪い11−3と大勝。リーグ戦再開となった22日のDeNA戦では3−2の9回に守護神・田島慎二が中川大志に同点の本塁打を浴びたが、延長11回に大島洋平が押し出し四球を選びサヨナラ勝ち。23日のDeNA戦では2点を追う6回に二死一、二塁から高橋周平の適時打で1点差に迫ると、福田永将の振り逃げで満塁とし、代打・モヤが走者一掃の適時二塁打を放ち逆転勝ち。3連勝で一気に最下位から3位へジャンプアップ。

 黄金時代は投手力を武器に勝利を積み重ねてきたが、今季の中日はチーム防御率リーグ5位(4.29)の投手陣をチーム打率リーグ2位の.261、リーグ3位・270得点の打線がカバーしている。

 20日に放送された『ショウアップナイタースペシャル今こそ!プロ野球』に出演した真中満氏は、「打線もいいですし、中日は今下(放送当時最下位)にいますけど、十分上まで狙える戦力だと思いますね」と太鼓判を押していた。

 打線はかなり強力になってきた。チーム防御率4.29の投手陣が整備できれば、2012年以来となるクライマックスシリーズ進出も見えてくる。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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