平井堅、欅坂46 平手友梨奈とのコラボが楽曲誕生のきっかけに「この世界を歌にしたいなと思って」

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2018年06月24日 11:01  リアルサウンド

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 軽部真一、加藤綾子アナウンサーが司会を務める音楽番組『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)。6月23日放送回には、今井美樹、平井堅が出演した。


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 最近した初体験というテーマに平井は、「先日、初めてパジャマのまま飲みに出かけてしまった初体験」を明かした。「細々説明するんですけど、ことごとくどうでもいい……」と前置きした上で、平井はある日深酒をしてしまい起きた二日酔いの時、食欲はあり、近所の友人からランチを作ったという誘いを受けたという。這うように向かった平井はランチを食べ、散歩へ。一目につかない通りだったらいいと歩いていたら、また別の知り合いに会い、昼からの飲みの誘いを断れず、そのままパジャマで飲みに出かけ、火がつき、夜まで飲んでいたと話す。「怖いなと思いました。最初は恥ずかしいので、手で顔を隠して飲んでたんですけど、途中からいいか、何が悪いんだと(開き直って)」と話した平井は、「途中から高揚してきて、非常にファンでナイトだった」とその夜を振り返った。


 また、加藤アナの「平井さんって生活感見えないとか言われません?」という質問には、「言われるんですけど、プンプンですけどね、自分では。生活丸出し」と述べると、軽部アナは先ほどのパジャマで飲みに出かけた話を例に挙げながらも、「どこかベールに包まれている」と平井の印象を話すと、平井は「GACKTさんみたいな感じですか」と返し、「GACKTさんとは違うんだけど……ミステリアス」と軽部アナは返答。その話題から「日々の暮らしの中で、苦手なことは?」というテーマに、平井は「入浴があまり好きじゃなくて、湯船に浸かるのが苦手なんですよね」と明かす。「嫌嫌毎日入っている」という平井は、健康のためだと割り切った上で「iPodで好きな曲を5曲聴いて我慢して。音楽聴いて歌ってるとなんとかしのげるので、じっとして入るというのは不可能ですね。お湯の中に10分とか浸かってるのは上せるし、苦しくないですか? お風呂に浸かって気持ちいいとか思ったこと一度もないですね」と語る。近いところでは、じっとしているという共通点から映画館も苦手だと明かしていた。


 平井が披露する「キミはともだち」は、2004年リリースの楽曲。平井は「テレビで歌うのは久しぶりで本当にありがたいんですが、よく親族含め『あなたが書く曲は歌いづらい』『もっと簡単な曲作れ』と言われていて、みんなが口ずさめる、優しい歌を作りたいなと思って作ったシンプルな曲で、今もライブで歌っていて、手前味噌ですが自分でも気に入っています」と楽曲制作までの経緯を明かした。さらに披露する「知らないんでしょ?」については、ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系)のために書き下ろした楽曲だが、構想は昨年からあったのだという。そのきっかけは、『2017 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で、欅坂46 平手友梨奈とコラボレーションした「ノンフィクション」だった。「彼女とのコラボレーションが、すごく衝撃的で、身を削って表現する少女の揺れる気持ちみたいなものを、側で見ていてこの世界を歌にしたいなと思って。女性とか少女とか、スクールカーストとか、彼女が鞄を持って紙吹雪を顔に浴びた時に、教室の中で一人、どんな顔で自分は対面、対峙すればいいんだろうと悩んでいる歌を書きたいなと思って、それがきっかけで徐々に作っていった曲です」と楽曲の誕生秘話を語っていた。


 番組では、ほかに今井美樹「瞳がほほえむから」、「あなたはあなたのままでいい」を披露。6月30日の放送では、徳永英明、CHEMISTRY、MOMOLANDが出演する予定だ。(向原康太)


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