モネの「睡蓮」から引用した作品を展示、香月恵介が個展開催

アートギャラリー ユーカリオ（EUKARYOTE）で、香月恵介の個展「Les Nymphéas」が開催される。会期は7月6日から8月5日まで。

　香月恵介は1991年福岡県生まれで、2016年に東京造形大学大学院を修了。絵画表現におけるイリュージョン性の再考をテーマに、大量に生産され消費されていくディスプレイの発光を絵の具に物理的に置き換えた「ピクセルペインティング（pixel painting）」シリーズ と、その対として「Gray（medium）」シリーズを主に制作している。
　同展では、香月にとってピクセルペインティングの出発点とも言えるクロード・モネの「睡蓮」を引用したシリーズの新作を発表。ディスプレイ上の「睡蓮」図像の発光がアクリル絵の具の塊で描き起こされている。

■​Les Nymphéas会期：2018年7月8日（金）〜8月5日（日）会場：EUKARYOTE 1階住所：東京都渋谷区神宮前3-41-3休廊：月・火曜日営業時間：12:00〜19:00公式サイト