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「産後の父親」が、今すべき仕事「とにかく早く帰ってきて」 母親を苦しめる「孤育て」SOS出せる状況を

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2018年06月25日 07:01  ウィズニュース

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写真孤育てにならないために……「産後の父親」がするべきこと ※画像はイメージです
孤育てにならないために……「産後の父親」がするべきこと ※画像はイメージです

 出産後は赤ちゃんとの幸せな生活をイメージしがちです。ですが、産後に母親がうつになるケースが後を絶たず、父親がうつになることもあるそうです。助産師であり、産後うつに詳しい東京情報大学の市川香織准教授に、実情と対策を聞きました。(朝日新聞文化くらし報道部記者・山本恭介)

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心身ともに追い込まれ……
<出産と「うつ」という現実。市川准教授は「忘れられがち」な産後ケアについて話し合うことが大事だと言います>

 ――産後の母親へのケアの大切さについて、提唱しています。

 「出産後、母親の7〜10人に1人がうつになるというデータがあります。子どもの名前や保育園探しなど、夫婦で出産前に話し合うべきテーマは多いですが、母親の産後ケアの準備は忘れがちです。しっかりと話し合っておくべきテーマです」


 ――産後は赤ちゃんとの幸せな生活をイメージしますが、どのようなメカニズムでうつになるのしょうか?

 「『産後、母親の体はすぐ元に戻るだろう』と考える人が多い。でも、体が戻るまでに3カ月はかかります。産後に母親はホルモンが激減して精神的に不安定になります。体にも大きいダメージが残ります。高齢出産も増えているのでなおさら」

 「そんな状態でも赤ちゃんは2時間おきに泣くし、排泄もするし、思い通りにはならない。『私では育てられないのでは』と母親は心身ともに追い込まれていきます」

「孤育て」ならないためには
<悩む母親が陥りがちな「孤育て」。父親にできることは、ちょっとした声がけ「気遣い」だそうです>

 ――「産後うつ」には、どのような兆候がありますか?

 「チェックポイントは、いつも通りご飯を食べられているか、眠れているか(寝たいけどうまく眠れない)、笑顔があるかなどです。父親にできることは、仕事から帰ったら『今日は元気だった?』『ご飯食べられた?』と声がけをして、『気遣う』ことです」


 ――産前にどんな準備が必要ですか?

 「子育ては母親だけでは成立しません。周囲の人やサービスを活用できる環境を準備しておくべきです。できないことはできないと頼ること。母親の『孤育て』にしてはいけません」


 ――「孤育て」を防ぐにはどうすれば?

 「夫、実家の両親、経済的に余裕があれば外部サポートを考慮に入れて、役割分担をしていきましょう」

父親は仕事を切り上げるべき理由
<家事が苦手な父親にもできることはあるそうです。「早く帰って来てくれるだけで安心」>

 ――役割分担するにも父親には家事が苦手な人も少なくありません……。

 「父親は家事の分担をするだけでなく、仕事を早く切り上げて母親が1人になる時間を減らすだけでも違います。『早く帰って来てくれるだけで安心』という母親は多いです」


 ――自治体のサポートなどを利用する際の注意点は?

 「実家の両親にも、どのようなサポートがほしいかを事前に話し合っておきましょう。住む自治体でどのような育児サービスを受けられるか確認しておき、民間のサービスも把握しておくといいです」

 「うつになると、人は自分で対応したり、行動したりするのは難しくなるので、事前の準備が大切です」

母親だけじゃない「産後うつ」
<「産後うつ」になるのは母親だけではありません。父親も「同じくらいの割合でなる」と言います。大切なのは「SOSを出しやすい状況を作ること」>

 ――「産後うつ」は特にどのような人がなりやすいのですか?

 「バリバリと仕事をしてきた人に多く見られます。産後に育児が思い通りにならず、そのギャップを受け入れられないことが多いからです。『今頃仕事をしていたらなあ。私、何しているのだろう』とふさぎこみがちです」

 「そういう母親には、『子育ては大きな仕事で、ステップアップの機会だよ』と言います。赤ちゃんを育てることでマルチタスクをこなせるようになり、仕事にも生かせるのです」


 ――父親がうつになる場合もあるそうですね

 「父親の産後うつにも注意です。母親と同じくらいの割合でなるとも言われます。仕事も育児も完璧にというまじめな父親ほどなりやすいです。互いに気負いをせずに、SOSを出しやすい状況を作ることですね」

 「大切なのは、夫婦一緒に同志としてやっていくこと。産後の特に大変な時期に一緒に育児をしたという経験は、後々の夫婦関係にもプラスに働きます。もし産前に準備ができていなかったとしても、大丈夫です。互いを気遣って、話し合っていけば、遅すぎることはありませんよ」

取材を終えて
 私の妻は8月に出産を予定し、岡山県に早めの里帰りをしています。ただ、妻の両親に頼りすぎるあまり、父親になるという当事者意識が薄く、電話で妻にたびたび怒られ、泣かれてしまいました。

 危機感を持ち、アドバイスを受けに行ったのが市川准教授でした。取材後は、できるだけ妻の話に耳を傾けるようになり、自治体に産後サービスについても問い合わせました。同志としての意識が高まったからか、妻も喜んでいます。

 朝日新聞では3人の悩む父親記者が、専門家に相談に行く連載を掲載中です(https://www.asahi.com/articles/ASL644JPPL64UTFL00M.html)。1回目は私の悩みを交えつつ、市川准教授に産前に父親ができることについて聞いています。

このニュースに関するつぶやき

  • 無理だよ。今クズしかいないんだし。外人の旦那を持つ以外不満は解消されないし、そもそも日本人に期待する時点で間違ってる https://mixi.at/aa5FDTG
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  • そういう時期に旦那が責任果たさなかった事を、嫁は永久に忘れない。。 …ちゃんとやらないといかんよ���顼�áʴ���
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