アルファロメオ初のSUV「ステルヴィオ」日本導入--400台限定記念モデル発売

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2018年06月25日 19:52  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
FCAジャパンはこのほど、アルファロメオ初の新型プレミアムSUV「Stelvio(ステルヴィオ)」の国内導入開始を発表した。7月21日より、導入限定車として「Stelvio First Edition(ファースト・エディション)」を全国の正規販売店を通じて400台限定で発売する。

創業から108周年を迎えたアルファロメオの長い歴史の中でも、同車両は初となる本格SUVである。また、量産SUVとして世界最速記録を樹立するなど、走りを極めたモデルとしての側面も持ち合わせている。その性能はもちろん、イタリアブランドならではの雰囲気をまとったデザインに、比類なきアルファロメオのDNAをしっかりと継承。2017年9月に導入したスポーツサルーン「ジュリア」から受け継いだアーキテクチャーと基本コンポーネントが、同車両のスポーツ性能を支えている。

「ファースト・エディション」に搭載されるエンジンは、アルミ製ブロックを持つ2リッター直列4気筒ターボユニット。「ジュリア・ヴェローチェ」と共通のエンジンは、最高出力280PS、最大トルク400Nmを発生し、ZF製の8速オートマチックトランスミッションが組み合わされる。

ドライブトレインには、あらゆる路面で安定性を発揮するアルファロメオ独自の4WDシステム「アルファロメオQ4」を採用している。同システムは、走行状況に応じて前車輪に最大60%、後車輪に100%を上限に迅速なトルク伝達を行う可変トルク配分機構により、ドライバーが意図するラインをトレースする正確なハンドリング特性を実現する。

エクステリアは、背高のSUVながら機能性にも優れた流麗なフォルムにより、上質かつ個性的なイタリアンデザインを具現化。印象的なヘッドライトには、バイキセノン式ヘッドライト、LEDデイタイムランニングライトを備えている。また、エンジンフードやフロントフェンダー、ドアアウターパネル、リアハッチには軽量なアルミニウム素材を採用。これにより、理想的な前後重量配分や優れたパワーウエイトレシオを実現した。

レザーシートをはじめ、8ウェイパワーシート(前席、運転席メモリー付)、レザーステアリング、ヒーテッドステアリングなど、快適な移動空間を提供するインテリアもアドバンテージとなる。

車載インフォテインメントシステム「Connectシステム」(8.8インチディスプレイ、音声認識機能付)は、センターディスプレイに様々なコンテンツを表示し、ロータリースイッチにより直感的な操作が可能に。「Apple CarPlay」「Android Auto」にも対応しており、スマートフォンとも連携できる。また、「Harman/Kardon」プレミアムオーディオシステムを標準装備している。

SUVらしく、ラゲッジルームは525リットルの大容量を確保。電動で開閉するパワーテールゲートを標準装備するほか、小物入れなどの収納も豊富に用意し、利便性を高めている。

さらに、先進安全装備も数多く搭載。歩行者検知機能付の前面衝突警報(FCW)をはじめ、前方の障害物の存在をドライバーに警告し、ブレーキを作動する自動緊急ブレーキ(AEB)、車線からの逸脱を予防するレーンデパーチャーウォーニング(LDW)、高速走行時に安全運転を支援するアダプティブクルーズコントロール(ACC)、ブラインドスポットモニター(BSM)などを標準で備えている。

販売台数は400台限定で、メーカー希望小売価格は税込689万円。
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