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がん疑い、主治医に11件伝わらず=患者1人死亡−横浜市立大2病院

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2018年06月25日 21:00  時事通信社

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時事通信社

写真コンピューター断層撮影(CT)の検査結果が院内で適切に共有されていなかったとして、謝罪する相原道子横浜市立大付属病院長(左から3人目)ら=25日午後、横浜市中区
コンピューター断層撮影(CT)の検査結果が院内で適切に共有されていなかったとして、謝罪する相原道子横浜市立大付属病院長(左から3人目)ら=25日午後、横浜市中区
 横浜市立大は25日、付属市民総合医療センター(同市南区)と付属病院(同市金沢区)でコンピューター断層撮影(CT)でがんの疑いが判明しながら、院内で検査結果が適切に共有されなかったケースが計11件あったと発表した。付属病院では腎臓がんの疑いが主治医に伝わらず、60代の男性患者が死亡していた。

 同センターで昨年10月、担当医らが検査結果を見落とし、男性患者が膵臓(すいぞう)がんで死亡した問題を受け、同大が調査を進めていた。

 同大は、両病院で作成された16年7月以降のCT画像診断書約7万6800件を調査。進行の遅い腎臓がんなどはさらにさかのぼって調べた結果、がんの疑いが判明しながら、主治医らに情報が適切に伝わっていなかったケースが11件あった。

 CT検査を行う放射線科の医師は依頼された部位以外も調べ、画像診断書で悪性腫瘍の疑いなどを指摘していた。しかし、主治医への連絡が徹底されていなかったり、主治医が診断書の確認を怠ったりしていたという。

 付属病院によると、死亡した男性は12年10月、心房細動のためCT検査を受けた。放射線科の医師は「腎細胞がんの疑いがある」と画像診断書で指摘したが、検査目的と異なる部位だったため主治医に直接伝えなかった。主治医も心臓の画像をチェックしただけで、診断書は確認しなかった。

 男性は今年2月、地域の医療機関で受けたCT検査で転移性肺腫瘍の疑いが判明。付属病院が保管画像を見直したところ、放射線科の医師が12年のCT検査でがんの疑いを指摘していたことを確認した。男性は抗がん剤治療などを受けたが、今年4月に死亡したという。

 相原道子付属病院長は「病院全体の問題として責任を重く感じている。亡くなられた患者のご冥福を心よりお祈り申し上げる」と謝罪した。 

このニュースに関するつぶやき

  • そういえば50人くらい老害が殺されてた病院の件は完全にウヤムヤになってて草
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  • どんな立派な検査設備があっても使う側がいい加減だと意味がないね。 ちゃんと人の命を預かっている自覚を持ってほしい。
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