乳・卵・小麦アレルギーっ子もOK♪「特定原材料なし」のお弁当おかずレシピ

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2018年06月26日 00:32  &Mama

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近年増加しているといわれる“アレルギー”、日本ではなんと2人に1人は何かしらのアレルギー疾患に罹っているという調査報告もあります(※1)。


アレルギーの中でも集団生活が始まるときに特に気になるのが“食物アレルギー”、お弁当を作る機会が増え、ママの中にはいつも同じようなメニューになることを悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。


そこで今回は食物アレルギーがあるお子さんも食べられる、お弁当作りのコツとオススメレシピをご紹介します。



▼増えているの?食物アレルギー

2013年に文部科学省が行った調査では、小学生の約4.5%が食物アレルギーに罹っているという結果が出ています。2007年の調査では約2.8%だったことを踏まえると、食物アレルギーは増加傾向にあるといえるでしょう(※2)。


原因となる食品の中で発生頻度の高いもの、発症した際の症状が重篤なものについては「特定原材料」としてアレルギー表示が義務付けられています(※3)。


「特定原材料」は、卵、牛乳、小麦、そば、落花生、えび、かに、の7品目です(※3)。



▼お弁当作りのお悩み
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食物アレルギーのあるお子さんのお弁当づくり、食べられるものが限られるので“彩りがイマイチ”、“献立がワンパターン”といったお悩みが多いのではないでしょうか。


料理は赤、黄、緑、白、黒の5色をそろえるとおいしそうに見えます。5色は難しくても、赤、黄、緑の3食はできれば揃えたいところです。


ただ、卵アレルギーがある場合、卵が使えないので黄色は別のもので補わなければいけません。黄色を添える食品としては、とうもろこし、かぼちゃなどがあります。最近では黄色いミニトマトもあるので、赤と黄色の2色を使うのもオススメです。


食材にバリエーションを出しにくいときは容器や小物を使って彩りよくするのも一手です。



▼アレルギーある子・ない子も食べられる!オススメレシピ2つ

食物アレルギーがある子もない子も、みんなで一緒に食べられる、「特定原材料」を使用しないレシピをご紹介します。


●1:かぼちゃとサツマイモの茶巾しぼり


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バターやマヨネーズを使うことが多い料理ですが、素材の味を生かす調理法で、なんと調味料ナシでもおいしく食べられます。


お子さんが大好きなやさしい甘さです。


【材料】
かぼちゃ・・・100g
さつまいも・・・100g


【作り方】


(1)さつまいもは厚めに皮をむき2センチ角に切って、10分以上水にさらす。かぼちゃは種とワタをとり、皮をむいて3センチ角に切る。


(2)1のさつまいもの水気を切り、かぼちゃと一緒に蒸し器に入れてやわらかくなるまで蒸す。蒸し器がない場合は少量の水で蒸し煮にする。電子レンジだとさつまいもの甘さを引き出せないので、必ず鍋で調理する。


(3)2がやわらかくなったらマッシャーやフォークでつぶし、ラップで包んで口をしぼったらできあがり。


少量のカレー粉としょうゆを混ぜると夏向きの味に変化させることができます。冷凍して自然解凍で食べられるので作り置きにもオススメです。



●2:ささみのオクラみそ巻き


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【材料】
鶏ささみ・・・3本
オクラ・・・3本
みそ・・・大さじ1/2
砂糖・・・小さじ1/2
塩、こしょう・・・少々
かたくり粉・・・適量
揚げ油・・・適量


【作り方】


(1)オクラは塩(分量外)を振って板ずりをし、ガクをとって茹でておく。鶏ささみは筋を取り、観音開きをしてから包丁の背でたたいて塩、こしょうを振る。


(2)みそと砂糖を合わせ、1の鶏ささみに塗り、オクラを巻く。


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(3)2にかたくり粉をまぶし、少量の油で揚げ焼きにする。転がしながら中まで火を通したらできあがり。


きのこやにんじん、パプリカなど中に巻くものをいろいろとアレンジすることができます。衣をつけてフライにしても喜ばれると思います。


小麦アレルギーの場合は、パン粉の代わりにあられやコーンフレークを使って“フライ風”にするという方法もありますよ。



今回は食物アレルギーのお子さんでも食べられる、お弁当についてご紹介しました。


食物アレルギーがあると、どうしても“手間がかかる”、“制限されている”と感じてしまいますが、工夫次第で簡単においしいもの作ることができます。


今日ご紹介したレシピで、みんなで美味しくお弁当を食べられるといいですね!



【参考・画像】
※1 「食物アレルギー疾患の現状等」 – 厚生労働省
※2 「学校生活における健康管理に関する調査」中間報告 – 文部科学省
※3 中村 丁次ら編(2010)「食物アレルギーA to Z―医学的基礎知識から代替食献立まで」第一出版
※ 画像 著者提供


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