幼児期の「子どもの交通事故」その特徴は?親ができる対策3つ

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2018年06月26日 00:32  &Mama

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最近、幼い子どもが車にひかれたという悲しい事故をニュースでよく目にします。大事故につながりやすい車の事故は、時として残酷な悲しい事態にも発展します。


特に子どもは、大人の予想しないような行動を突然とることもあり、注意が必要です。


今回は、幼児期の子どもの車の事故の危険性について、実際のヒヤリハットを交えながらお伝えします。



▼子どもの事故の特徴

警視庁の調べでは、子どもの交通人身事故で多い特徴は次のとおりです(※1)。



・道路横断中


・自宅付近


・夕方の時間帯


・自転車の事故


・小学生の男子児童に多い



歩行中では飛び出しが原因になることが多くなっています。自転車の事故は、交差点での安全確認が不十分なことや一時停止しなかったことが原因によるものが多いようです。


注目すべきは、「自宅付近」かつ「夕方の時間帯」に多いということ。自宅に近づいたという気のゆるみと、夕方の視界がクリアでない時間帯は、親子で注意が必要ですね。



▼事故事例やヒヤリハットなエピソード
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つい先日も、埼玉県の小学2年生が集団下校中に車にひかれてしまったというニュースがありました(※2)。事故は、必ずしも子どもが悪いわけではなく、加害者である大人のほうが不注意であったというケースもあります。


そうはいっても、できるだけ事故のリスクは減らしておきたいですよね。大阪府泉佐野市が泉佐野市に住む、市立幼稚園児および小学校1・2年生の子どもの保護者1,783人へむけて行った調査で、実際に外出直前におきた、ヒヤッとしたエピソードがありますのでご紹介します(※3)。



・家を出てすぐ車道を渡ろうとし、車にぶつかりそうになった


・自宅を出る直前、歩道を通行していた自転車に気づかずぶつかりそうになった



<筆者自身のヒヤッとエピソード>


子どもと交差点を渡り始めたとき、信号機が点滅し始めました。「赤になっちゃう!」と子どもは急いで渡ろうと先に走り出してしまったのです。


歩行者信号が点滅していて歩行者が少ないと見るやいなや、交差点を横切ろうとする自動車が! あやうくひかれてしまうのではないかと本当に怖い思いをしました。こんな風に、幼児は背丈も小さいので、どうしても車の視界からも見えにくくなります。



▼子どもの安全確保のためにママが注意したいポイント

安心して生活するためにも、以下のポイントに気をつけながら子どもの安全を確保してあげましょう(※1)。


(1)運転手が自分に気づいているかを確認して渡る


信号に従っていても、横断歩道を渡っていても、必ずしも安全ではありません。右折や左折する車、信号の変わり目で無理矢理交差点に入ってくる車、横断中の歩行者に気づいていない車などがあるかもしれません。


(2)目を離さず、一緒に横断歩道を渡る


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幼児の事故では、保護者と一緒に道路を渡ろうとして、保護者の後を追いかけて車にひかれて亡くなったという悔やみきれない交通事故が発生しています。買い物の途中、園の送迎時、帰宅時に幼児を自転車から降車させた直後などは目を離さないようにしましょう。


(3)子どもに交通ルールを教える


道路を渡るときは横断歩道を渡る。信号が赤の時は止まり、青の時は右と左をよく見て、車が止まっているか、車が来ていないかを確かめてから渡る。横断中も右と左をよく見て、車が来ていないかを確かめる。こういった交通ルールを子どもにもきちんと教えましょう。


(4)道路や車のそばでは、遊ばせない


道路や車のそばでは絶対遊ばせないようにしましょう。そして、道路には飛び出さないようにきっちり指導しましょう。



子どもは興味があるものに突っ走ることがあります。夢中になって周囲の状況が目に入らなくなった時は、危険なことを冷静に判断することは難しいです。


痛ましい事故が起こらないように、ちょっと遠回りになっても横断歩道を使うなど、親子で交通ルールを守っていきましょう。



【参考・画像】
※1 「なくそう子どもの交通事故」警視庁
※2 小2女児が意識不明の重体 集団下校中、横断歩道で乗用車にはねられる「気付くのが遅れた」/越谷 – 埼玉新聞
※3 「子どもの事故防止にむけた消費者啓発事業」アンケート調査結果報告書、泉佐野市、2017年
※ Room 76、emin kuliyev 、Saklakova / Shutterstock 


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