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「チャンスの年のはずが」 東洋大姫路、初戦で敗れる

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2018年07月12日 18:22  朝日新聞デジタル

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朝日新聞デジタル

写真厳しい表情を浮かべる東洋大姫路の藤田明彦監督=ウインク、丸山晃弘撮影
厳しい表情を浮かべる東洋大姫路の藤田明彦監督=ウインク、丸山晃弘撮影

 夏の全国選手権に兵庫勢2位の12回出場している東洋大姫路が12日、西兵庫大会の1回戦で姿を消した。姫路工の好左腕・水谷倖志(3年)の前にわずか6安打。走塁ミスも響き、0―4で完封負けを喫した。


 「水谷君は想像以上によかったが、0点じゃどうにもならない」。藤田明彦監督は厳しい表情だった。


 1977年の第59回大会で全国制覇した強豪が、苦しんでいる。原樹理(東洋大―ヤクルト)を擁して8強入りした2011年の第93回大会を最後に、甲子園出場がない。同校OBの藤田監督は、兵庫大会が東西に分かれた今夏は「チャンス」ととらえていた。が、現実は厳しかった。


 かつては自然と集まった地元の有力選手が、甲子園から遠のいたことによって、他校に流れるようになった。この日の相手だった水谷も目を付けていた選手の1人だったが、同じ姫路市内の姫路工に進んだ。部員数も11年に比べ、約7割に減ったという。


 原や松葉貴大(大体大―オリックス)といった好投手が輩出し、この日も無失策と伝統の堅い守備を見せた。ただ、近年の「打高投低」の流れには、のまれつつある。


 藤田監督は「うちは最近、打てずに負ける、というのが続いている」と低迷の原因は分かっている。ただ、こうも言った。「先発した小林彪希(ひょうき)は2年生。彼を中心に、気持ちを切り替えてイチからスタートします」


 伝統を守るのか、スタイルを変えるのか。兵庫を牽引(けんいん)してきた強豪は、岐路に立っている。=ウインク(小俣勇貴)


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