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鶴竜連敗、また出た悪癖 元付け人に「恩返し」許す

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2018年07月12日 21:04  朝日新聞デジタル

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朝日新聞デジタル

写真琴奨菊(左)を攻める栃ノ心=上田潤撮影
琴奨菊(左)を攻める栃ノ心=上田潤撮影

(12日、大相撲名古屋場所5日目)


 鶴竜がまたも引き技で自滅し、痛恨の連敗。阿炎は先場所の白鵬戦に続いて2個目の金星を獲得した。新大関栃ノ心と関脇御嶽海は5連勝。カド番の両大関は高安が4勝目、豪栄道は白星を先行させた。平幕の嘉風、旭大星、荒鷲は勝ち星無しの5連敗。


 支度部屋に戻った鶴竜が伏し目がちにポツリと言った。「悪い癖が出ますね。自分で引いて自分で負けた」。誰よりも自身がわかっている。だからこそのやるせなさがにじみ出た。


 阿炎の突きを受けながらも前進していたのは横綱だった。「あのままスッと出ればよかったんだけど」。答えはわかっているのに動きは逆だった。相手を呼び込むように引き、あっさりと土俵を割った。


 結びを見届けた藤島審判長(元大関武双山)は厳しく指摘した。「しのげば横綱が引いてくれると全力士の頭に入っているんでしょう。あのパターンでだいぶ負けている」。阿炎の言葉がそれを裏付ける。「横綱に引いてもらうのを待っていた」。かわいがってきた元付け人にも弱点につけ込まれ、やすやすと「恩返し」を許した。


 この引き技が出てしまうのは、心理的な要因だと本人は言う。前日、白鵬休場の報を聞いた後の一番では、押し込まれてからの引きで初黒星を喫した。「ちょっと考えすぎたかなと思う。集中できていなかった」と明かしていた。狂った歯車は1日では戻らず、またも墓穴を掘った形だ。


 一人横綱は今年3度目。「初めてじゃないから」と重圧の影響は否定した上で、「気持ちの切り替えですね」と自らに言い聞かせるように言った。同じ失敗はもう許されない。3場所連続優勝に黄信号がともっている。(岩佐友)


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このニュースに関するつぶやき

  • 勝ちたくて勝ちたくて仕方なくなるほど相撲は小さくなる。歴代の力士の全てに言えると思う「勝ちたい気持ち」と「勝つ気持ち」って違うんだよね。
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  • 前に出る力があって初めて引き技が効果的なのに、鶴竜は前に出る力が弱くて苦し紛れに引くから簡単に押し込まれる。横綱としては致命的とも言えますね┐(´д`)┌
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