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「被災者の方々に勇気を」豪雨被害の岡山、高校野球開幕

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2018年07月13日 11:47  朝日新聞デジタル

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朝日新聞デジタル

写真岡山大会の開会式で西日本豪雨の犠牲者に対し、黙禱を捧げる選手たち=2018年7月13日午前、マスカットスタジアム、沢田紫門撮影
岡山大会の開会式で西日本豪雨の犠牲者に対し、黙禱を捧げる選手たち=2018年7月13日午前、マスカットスタジアム、沢田紫門撮影

 第100回全国高校野球選手権記念大会の地方大会のうち、西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山で13日、大会が始まった。日程が延期されている広島大会は17日に全国で最後に開幕する予定。


 災害で50人以上が犠牲になった岡山県。県高野連によると、出場59校のうち、床上浸水の被害を受けた部員は16校計38人、床下浸水は5校計7人いたが、全員の無事を確認したという。


 試合会場の一つ、倉敷市営球場は陸上自衛隊の中継基地に使われ、12試合が別の球場に振り分けられた。


 この日、マスカットスタジアム(倉敷市)であった開会式で入場行進をした水島工(同)は豪雨の影響で交通機関が使えず、5日間ほど全体練習ができなかった。外野手で同市真備(まび)町の中原啓太君(3年)は、自宅1階が浸水した。家族は避難して無事だったが、グラブが水につかり、卒業した先輩に借りることに。「野球をしていてもいいのか」とも思ったが、父親から「家のことはいいから、野球に集中して大会で活躍してほしい」と言われたという。中原君は「今できることは、野球を精いっぱい頑張ること」と話した。


 選手宣誓をした作陽(津山市)の橋本龍太主将(3年)は「避難して苦しい生活を余儀なくされている方々もたくさんおられます。その中で、私たち高校球児がこの大会を通じて被災者の方々に感動と勇気を与えます」と力強く誓った。(沢田紫門、榧場勇太)


 開会式の選手宣誓の全文は以下の通り。


     ◇


 全国の高校球児が目指す夢の場所甲子園、そのたった一枚の切符をかけた戦いが今日始まります。


 先日の西日本豪雨により岡山県は甚大な被害を受けました。まだ、避難して苦しい生活を余儀なくされている方々もたくさんおられます。その中で、私たち高校球児がこの大会を通じて被災者の方々に感動と勇気を与えます。


 この100回という数字にたどり着くまでに、数々の歴史を刻んで来られた先輩方、共に汗を流し、戦ってきた仲間たち、今まで私たちを支えて下さった全ての方々に感謝し、一戦一戦戦っていきます。


 本気の夏、100回目。本気で一球を追い、本気で一瞬に湧き、また100年後にこの素晴らしい高校野球が受け継がれていけるよう、私たち高校球児がこの100回大会を熱く盛り上げることを誓います。


 平成30年7月13日


 選手代表 岡山県作陽高等学校 硬式野球部 主将 橋本龍太


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このニュースに関するつぶやき

  • 「野球をさせてくれて、ありがとうございます」と私なら添削してみたい。いや、「野球をやっている場合だし感動を届けてやるぜ」という図太さが人生の成功の秘訣なのか(゜ω゜)
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  • 今年の夏はどこが甲子園行くのかな。
    • イイネ!17
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