『ゲゲゲの鬼太郎』第15話がとんでもない神回だと話題に! ラストの超どんでん返しに視聴者大興奮

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2018年07月15日 05:02  おたぽる

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おたぽる

「ゲゲゲの鬼太郎」(第6期)公式Twitterより

 7月8日にテレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(フジテレビ系)の第15話「ずんべら霊形手術」が放送された。鬼太郎の登場が少なかったにもかかわらず、「またもや神回……」と話題になっているので、ネットの声と共に紹介しよう!



 同話には、男性アイドルのユウスケを追っかけている少女・房野きららが登場。彼女は可愛い顔になりたい願望が強く、醜い自分の容姿を恨めしく思っていた。とある日、きららが街を歩いていると不思議な老婆に出会う。



 実はこの老婆は“ずんべら”という妖怪で、きららに「霊形手術を受ければ美貌が手に入る」と持ち掛ける。そして霊形手術を受けたきららは美少女に変身を遂げ、ユウスケの元を訪れるのであった。



 美少女になったきららを見たユウスケのファンは、その変貌ぶりに驚くが、ユウスケはきららだと気づく。きららが「どうしてわかったの!?」と聞くと、彼は「いつも君を見ていたから」「やっぱり整形とか? 顔なんてどうでもいいのに……」と答える。この返答をきららは気に入らなかったようで、その場から逃げ出すように去ってしまう。



 その後、自宅に帰って悶々としていたきららは、突如苦しみに襲われ、のっぺらぼうに。この悪事を妖怪の仕業だと聞いた鬼太郎は、きららやねこ娘と共にずんべらの元へ向かった。そこで知ったのは、霊形手術の実態。その施術内容は、元の顔を剥ぎ、その上に死人の顔を貼り付けるというものだった。元の顔を貼り付ければ、手術前の顔に戻るという。きららは元の顔を取り戻すか否かの決断を迫られたのだが、選べず仕舞いのまま。



 ユウスケと会ったきららは、「可愛くなって初めて世界が動き出したようだった」「もう生きながら死ぬのは嫌!」とコンプレックスを打ち明ける。するとユウスケは、きららを後ろから抱きしめ「できることなら心の傷を癒したい」とイケメンすぎる対応。きららは今置かれている幸せな状況に気づき、元の顔を取り戻すのであった。



 ネット上ではユウスケの聖人ぶりに「ユウスケが見た目も心もイケメンだった」「ユウスケはイケメン妖怪かよ」といった声が。しかしより多くの反響があったのは話のラスト。



 事件が一件落着し、ユウスケはファンに囲まれ街の巨大モニターを見ていた。そこに映し出されていたのは、ハリウッドデビューを果たした日本人女優。映像の横では美少女の名前が“房野きらら”と紹介されていた……。きららは元の顔ではなく、美しい顔を選んだのだった。



 このラストに視聴者からは、「とんでもない神回。王道的ないい話と思わせておいて、妖怪にも負けぬ人の業の深さを描いている」「ドン底にいる人にはどんな言葉も届かないという現実が怖すぎた」「一度追い求めてたものを手に入れてしまうと元には戻れないのかね……」「綺麗事の愛だけじゃ人は救えないという皮肉がきいた話だった」「今回は鬼太郎が負けた話とも言える。きららの悩みを一番理解していたのはずんべらだったのね」などの声が上がっている。



 妖怪ではなく、人間の業を描いて称賛を浴びた第15話。これからも視聴者を満足させるような展開に期待したい。


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  • 幽霊電車も相当怖かった。
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