落としても安心! エアバッグにヒントを得たスマホケース「ADcase」はドイツ発

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2018年07月15日 08:12  Techable

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ちょっとした不注意でスマホを床に落としてしまったという経験はないだろうか。スクリーンが少々傷つくくらいならまだ直しようもあるが、仮に衝撃でデータが全て吹き飛ばされてしまったら…スマホ依存の現代人にとって、もはや悲劇以外の何ものでもない。・独創的なスマホケース
そんな不安をなくしてくれる画期的なスマホケースが登場した。発明したのは、ドイツのアーレン大学でエンジニアリングを学ぶフィリップ・フレンツェル氏。「ADcase(Active Damping Case)」と名付けられたこのケース、スマホ全体を覆ってガードする一般的なケースとは大きく異なる。

スマホが落下した瞬間、それを検出するセンサーを搭載することで、本体の四隅に格納されていた弾力性のある鍵爪が瞬時に飛び出し、床に接地時の衝撃を大幅にやわらげてくれる。目から鱗の仕組み!・Kickstarterでクラウドファンディング予定発明のきっかけとなったのは、フレンツェル氏自身、iPhoneを誤って落としてしまい、壊してしまったという苦い経験だ。試行錯誤の後、彼はエアバッグの仕組みからこのアイデアを思い付いたという。フレンツェル氏のこの発明は、今年のGerman Society for Mechatronicsから大賞を受賞するなど、評価は上々。すでに特許も取得している。

価格等は未定だが、近日中にKickstarterで資金調達を行う予定だ。製品化は、まずはフレンツェル氏自身思い入れのあるiPhoneからになるとのこと。iPhoneユーザーは心して待とう!

Active Damping Case

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