去る7月4日には製作発表記者会見が行われ、倉田淳、白泉社出版部部長の前田太郎氏らが登壇。倉田は会見の中で「何といっても三原先生の作品は“言葉”が素敵で深い」「今回の副題『in their journey through life』のlifeには、あえて冠詞を付けていません。普遍的なニュアンスが狭まってしまうからです。人生という彼らの旅はまだまだ続きます」と、本作にかける思いを語った。また編集者として生前の三原に関わった前田氏は「世代を超えて受け継いでいかれる力を持っていますし、人生のバイブルと仰ぐ方も多い。2015年に原画展を開いたときには来場者の熱い思いに感動し、人々がマンガというものをどのように思っているのか、すごく考えさせられました」と三原作品の影響力を述懐した。