Googleのクラウド・プラットフォームで一時的に障害、ポケモンGOやスナップチャットにも影響!

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2018年07月21日 18:02  Techable

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米国時間7月17日に、Googleのクラウドコンピューティング・プラットフォーム、「Google Cloud Platform(GCP)」の一部で障害が発生していたようだ。

GCPは、AmazonのAWSやMicrosoftのAzureと並んで世界最大手のクラウドコンピューティング・プラットフォームの一つ。莫大なユーザーを抱える同プラットフォームの障害による影響は大きく、SnapchatやSpotify、ポケモンGOといったおなじみのサービスも一時的にダウンした。
・30分以内に復旧をアナウンス
アメリカ東部標準時間(EST)の午後3時半頃に発生したこの障害は、すぐさまGoogleにより調査やバックアップなど復旧作業が進められ、30分以内の復旧がアナウンスされている。

しかし、サービスやアプリのなかには、完全復旧に一時間以上を要したものもあったようで、SnapchatやポケモンGOなどのツイートに混乱が見て取れる。

Many Snapchatters are having trouble using the app as well as our support site 😔 We're working with a partner on the fix! In the meantime, we recommend staying logged in 🔒


— Snapchat Support (@snapchatsupport) 2018年7月17日

Something’s not quite right, and we’re looking into it. Thanks for your reports!


— Spotify Status (@SpotifyStatus) 2018年7月17日

Trainers, we're aware of a technical issue causing an outage. Stay tuned for more information, and thanks for your patience as we investigate.


— Pokémon GO (@PokemonGoApp) 2018年7月17日
障害の根本原因は明らかにされていないようだが、午後4時30分ごろから予定されていたGCPのアップデートになんらかの関係があるとの指摘も出ているようだ。
・Google App Engineをはじめ複数のサービスで障害
今回の障害では、アプリケーション稼働時の負荷分散をおこなうサービス(Google Cloud Load Balancer)のネットワーク上に問題があったようで「502を返すエラー」が確認されている。

また、サービスが稼働しているかどうかを確認する「Google Cloud Status Dashboard」には、Google App Engineをはじめ複数のサービスで障害が起きていることを示されている。

すでにインフラ的役割を担い、障害がないことを前提として運用されているクラウドコンピューティング・プラットフォーム。30分の停止では、SLAで示される保障稼働率(月間)の99.95%には全く抵触しないものの、企業や末端ユーザーに与える影響は想像以上のものだ。

参照元:Google Cloud Platform fixes issues that took down Spotify, Snapchat and other popular sites/CNBC
Here’s Why Snapchat, Spotify, Pokemon Go, and Discord Went Down/Fortune

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