『ゲゲゲの鬼太郎』水木しげるの故郷で人間と妖怪がお祭り騒ぎ!? 「こんなに仲良しなの6期で初めてじゃない?」

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2018年07月22日 05:02  おたぽる

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おたぽる

「ゲゲゲの鬼太郎」(第6期)公式Twitterより

 7月15日にテレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(フジテレビ系)の第16話「潮の怪! 海座頭」が放送された。この回では水木しげるの出身地・鳥取県境港市が舞台となったことが話題を呼んでいるので、ネットの声と共に内容を紹介しよう!



 第16話では、人間の少女・犬山まなが父親の故郷である境港に遊びに来る。境港にはまなの叔父と叔母が住んでおり、まなが訪れるのは年に1度の行事。まなは叔母の作るイワシのつみれ汁を堪能し、元甲子園球児の叔父が話す甲子園の昔話を楽しんでいた。



 境港には伝統行事「港大漁祭り」があるのだが、伝統を重んじる人と新しさを求める人で意見が分かれて今年の開催が危ぶまれている状況だという。その話を聞いたまなは、「すごく楽しみにしてたのにな」とがっかりした表情を見せる。



 まなを元気づけようと考えた叔父は、活きのいい魚を獲ってこようと漁師仲間数人で海へ繰り出すことに。しかし翌朝になっても船が戻ってこないため、心配した漁師たちが捜索を始める。叔父のことが気がかりなまなは、「私も探す! じっとなんてしていられない!」と漁師たちの船に同乗。海に出てしばらくすると、あたりが霧に包まれ「柄杓くれ…… 柄杓くれ……」とささやく幽霊の群れに取り囲まれてしまった。



 幽霊に襲われたまなが目を覚ましたのは、遠く離れた海岸。ほかの漁師たちの姿はなく、まな1人だけが町の人々に救出される。駆けつけた鬼太郎と目玉おやじは、船を襲ったのは「船幽霊」だと町の人に説明。船幽霊は柄杓を使って船を沈め、船員たちを自分の仲間にしてしまう幽霊だ。



 船幽霊を率いているのは、海の底に封印されていたはずの海座頭という妖怪。ねずみ男が封印を解いてしまい、海底に沈んだ財宝を引き上げるために人間を船幽霊に変えていた。海座頭に捕らわれた人間の魂は、海の底にある祠に閉じ込められているようす。祠の扉はかなり重いと語るねずみ男に、まなは「もしこの町のみんなで、せーので力を合わせたとしても?」と問いかける。



「境港のみんながひとつになったら出来ないことなんてないよ!」と力説するまなに、町の人たちも心を動かされ協力することに。ねこ娘や砂かけばばあも一反もめんに乗って現れ、全員で祠につないだロープを引っ張って扉を開放することに成功した。



 叔父やほかの漁師たちも全員生還し、境港では伝統と新しさが入り混じった新しい「港大漁祭り」を開催。妖怪と人間が仲良く祭りを楽しむ様子は、ネット上で「さすが水木先生の町、妖怪にも心が広い」「こんなに仲良しなの6期で初めてじゃない?」「子どもに落書きされるぬりかべ可愛いwww」「俺も境港に行きたい」「妖怪マニアには理想の世界だな」と大好評だ。



 和気あいあいとした光景で終わった第15話だが、次回は境港の人たちが石像に変えられるという事件が発生。鬼太郎は町の人たちを救えるのか、見逃せないエピソードとなりそうだ。


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