覚えておいて損はなし!…バルサのカンテラが誇る8人のスター候補生

2

2018年07月23日 12:06  サッカーキング

  • 限定公開( 2 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

次世代のメッシ、シャビ、イニエスタになり得る、バルサカンテラの若き才能たち [写真]=Getty Images
22日にJ1リーグ第17節が行われ、元スペイン代表のアンドレス・イニエスタが神戸でのJリーグデビューを果たした。湘南を本拠地『ノエビアスタジアム神戸』に迎えた一戦で、イニエスタは後半59分から途中出場。短い出場時間ながら、世界レベルの存在感を示した。

 イニエスタといえば、バルセロナのカンテラ(下部組織)が生んだ最高傑作とも言われる選手。イニエスタの他にも、サッカーの歴史に名前を刻む選手となったリオネル・メッシや、巧みなパスやボールキープを武器とし“最高のマエストロ”とも称されたシャビ・エルナンデス、闘志溢れるプレーで最終ラインに君臨したカルレス・プジョルなど、バルサのカンテラは数々のタレントを輩出してきた。一方で、彼らのような選手たちがカンテラから同時期に出現するのは極めて稀なことであり、ここ数シーズンはトップチームに定着する若手が出てきていないのも事実である。

 しかし、現在のバルサのカンテラには、メッシやシャビ、イニエスタになり得る可能性を秘めた若き至宝たちが数多く存在する。今回は、特に将来を嘱望されているBチームの選手たちを何人かピックアップした。

▶ホルヘ・クエンカ/ポジション:DF/年齢:18歳
2017年に、リーガ・エスパニョーラ2部(セグンダ・ディビシオン)のADアルコルコンからバルサBに加入。ライバルであるレアル・マドリードとの争奪戦を制して獲得した。187センチと長身であるものの、パス能力に秀でている。ジェラール・ピケの後釜として期待できる選手だ。



▶ファン・ミランダ/ポジション:DF/年齢:18歳
元々はレアル・ベティスのカンテラ出身。2014年にバルサのカンテラに籍を移した。ポジションは左サイドバック。各年代のスペイン代表にも選出されるなど、高い潜在能力を有する。積極的な攻撃参加から良質なクロスを供給できるが、守備もしっかりとこなせる。



▶オリオル・ブスケツ/ポジション:MF/年齢:19歳
カンテラが生み出した“もうひとりのブスケツ”。セルヒオ・ブスケツと同様に、主戦場はボランチ。2017−18シーズンのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦セカンドレグ、ムルシア戦でトップチームデビューを果たしている。中盤の底からパスを配給し、試合をコントロールするプレーは“先輩”のセルヒオさながら。



▶リキ・プッチ/ポジション:MF/年齢:18歳
2013年にカンテラ入りしたカタルーニャ人。憧れの存在はメッシだと公言しているが、プレースタイルもどことなく似ている。ボールタッチが細かく、相手が飛び込みにくい間合いを作りながら勝負ができる。基本的には中盤の選手だが、ジョゼップ・グアルディオラ監督時代のメッシのように“偽9番”としても機能する。



▶アレックス・コジャド/ポジション:MF/年齢:19歳
左利きのテクニシャン。ドリブル良し、展開力良し、ラストパスの精度良し。最前線にするすると上がりゴールを決めたかと思えば、エリア外からミドルシュートを突き刺すことも。中盤の選手として必要な能力を多く備えている有望株だ。



▶カルレス・アレニャ/ポジション:MF/年齢:20歳
最もトップチーム昇格に近いとされる“カンテラの宝石”。2016−17シーズンのコパ・デル・レイ4回戦ファーストレグ、エルクレス戦でトップチームデビューを飾ると、初ゴールも記録している。現在は右太ももを負傷しておりリハビリ中。創造性溢れる左利きのプレーヤーだ。



▶カルラス・ペレス/ポジション:FW/年齢:20歳
2012年に、同じ町を拠点とするエスパニョールからバルサのカンテラへ移籍。主に右のウイングを主戦場とする。相手を置き去りにするような鋭い切り返しが武器。左利きなので、右サイドからカットインしてゴールを狙うパターンも得意だ。



▶アベル・ルイス/ポジション:FW/年齢:18歳
バルサのカンテラからはなかなか出てこない、清純の“9番”タイプ。ペナルティエリア内でゴールを仕留めるだけでなく、サイドに流れて攻撃の起点にもなれるし、最終ライン裏に抜け出す動きも秀逸で、万能型のFWと言えるだろう。スペインU−19代表としても活躍している。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定