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本場の「イタリアン・ハンバーグ」はチーズも乗っていない武骨な料理だった

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2018年07月27日 23:52  Excite Bit コネタ

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Excite Bit コネタ

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大人から子供まで、誰にも人気が高いメニューといえばハンバーグ。デミグラスソースをかければ本格的な洋食に、また大根おろしとポン酢を添えれば和食になるなどバリエーションも多い。目玉焼きを乗せたり、キノコのソテーを乗せたりと、さまざなま「定番」があるのも人気の高さゆえと言えるのではないだろうか。

ところで、そのバリエーションのひとつに「イタリアン・ハンバーグ」というものがある。一般的にはトマトソースやチーズが乗っているものを想像すると思うが、あれはイタリアにも存在するのだろうか。

イタリアにはイタリアン・ハンバーグは存在しない


さっそく結論から書いてしまうが、イタリアにはイタリアン・ハンバーグは存在しない。そもそもイタリア人にとって、トマトソースやチーズがイタリア料理の象徴という感覚はなく、あくまで他国の料理人が「イタリアっぽさを感じる食材」として使ったのが始まりだろうと考えられる。
この点に関しては、ミラノ風ドリアやナポリタンがイタリアに存在しないのと同じようなものと考えれば理解しやすいかもしれない。

さらに言えば、イタリアでは日本のようにメイン料理としてのハンバーグ自体、あまり一般的ではない。イタリア語でハンバーグは「hamburger(アンブルゲル)」というが、パンズで挟んだハンバーガーにも同じ言葉が使われる。イタリアではハンバーグと言えばパンに挟んでハンバーガーにして食べるのが一般的で、平たい皿の上に置いてソースをかけるハンバーグ・ステーキはあまり見かけない食べ物なのだ。

本場のイタリアン・ハンバーグを作ってみた


ちょっとややこしいが、イタリア人にとってハンバーグはハンバーガーに挟むもので、ハンバーグ・ステーキではない。これだけでも驚きではあるが、もう一つお伝えすべきことがある。

日本ではハンバーグを作る際、ひき肉のほかに卵やパン粉などのつなぎやタマネギを入れてこねるのが一般的だ。そうすることで肉のパサツキをおさえ、甘みと旨味をプラスしてくれる効果がある。

一方、イタリアのハンバーグは何も入れない。ひき肉に塩コショウやハーブなどを入れてこね、整形したらフライパンで焼くだけである。ちょっとやってみたい。







ちょっと写真は省略した形になってしまったが、本当にこれだけ。タマネギもつなぎも一切入れない。ちなみにレシピはイタリアのクックパッド的存在、Giallo Zafferanoというサイトを参考にした。

実際に食べてみると、少しパサパサしてジューシーさには欠けるものの、がっちりと肉を噛んでいる感がありこれはこれでいける味。パサパサした食感を避けるためには、焼き方である程度フォローする必要があることを考えると、日本のレシピよりも難易度は高いと言えるかもしれない。また、先にも触れたようにイタリアではハンバーガーにして食べるため、多少肉がパサパサでも気になりにくいという点もある。

ひき肉にタマネギやつなぎを入れずに焼き、パンで挟んで食べる。私たちの想像するハンバーグ像とはかなりかけ離れているが、ある意味ではこれが本場のイタリアン・ハンバーグと言えるものなのかもしれない。タマネギやつなぎを入れないハンバーグは少し固めだけど、ステーキで例えると赤身の肉を食べているような感覚。肉の純粋な味を楽しみたい人にはおすすめしたいレシピだ。

(鈴木圭)

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このニュースに関するつぶやき

  • きっと「ミラノ風」もそのままミラノにはないだろうし、「ウィンナーコーヒー」というのも、そのままではウィーンにはないんだと思う。外国では、きっと、我々が見たこともない「日本風」がたくさんあるのだろうと。
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  • こういうの私も作りますよ。パン粉入れないで、肉だけのハンバーグ。
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