新潟、鈴木政一監督との契約を解除…1年でのJ1復帰狙うも、J2で19位低迷

アルビレックス新潟は8日、鈴木政一監督との契約を7日付で解除したと発表した。8日からは片渕浩一郎ヘッドコーチが暫定的に指揮を執り、後任は決定次第発表される。

　鈴木監督は1955年生まれの63歳。1984年から指導者としてのキャリアをスタートし、ヤマハ発動機でコーチや総監督などを務めた。2000年にはジュビロ磐田の監督として初めてJリーグのトップチームを指揮。2002年にはJリーグ制覇を果たし、2001年と2002年に最優秀監督賞を受賞。2003年から2009年3月にかけては磐田の強化部長を務めた。

　以後はAC長野パルセイロの強化本部長や日本体育大学サッカー部の監督、U−18、U−19の日本代表指揮官を歴任。2015年からは再び日体大サッカー部の監督を務め、今季から新潟の監督に就任した。1年でのJ1復帰を目指すチームの指揮を託されたが、明治安田生命J2リーグ第27節終了時点で8勝5分け14敗、勝ち点「29」で19位に低迷。天皇杯は3回戦敗退、JリーグYBCルヴァンカップはグループステージ敗退と苦しんでいた。

https://twitter.com/albirex_pr/status/1027003653247315968

　契約解除にあたり、鈴木監督は以下のようにコメントしている。

「アルビレックス新潟を支えてくださるサポーターの皆様、スポンサー、株主の皆様をはじめ、ご関係者様から大きなご支援をいただきながら、結果でこたえることができず、本当に悔しく、また申し訳なく思います」

「J1への復帰のために、共に闘ってくれた選手・スタッフ、またフロントスタッフやボランティアの皆様には、心から感謝しています。もちろん、チームの勝利を願って、どこへでも応援に駆けつけていただいたサポーターの熱いご声援にも、深く御礼申し上げます」

「アルビレックス新潟がこれから飛躍されることを、心から祈っています。どうか、今後もクラブへのご支援やご声援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます」

　新潟は次節、11日に栃木SCをホームに迎える。