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綾瀬はるか「NEWS23」で女性の悲しい戦争取材

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2018年08月11日 10:07  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

写真二日市保養所の跡地で話を聞く綾瀬はるか(右)(C)TBS
二日市保養所の跡地で話を聞く綾瀬はるか(右)(C)TBS

 綾瀬はるか(33)が、終戦の日の15日午後11時10分からTBS系で放送の「NEWS23」の特別企画「綾瀬はるか『戦争』を聞く〜語らなかった女たち〜」で戦後70年以上、語られず歴史の闇に埋もれてきた、女性達の悲しい真実を見つめ、取材する。


 広島出身の綾瀬は、「NEWS23」で2010年(平22)から毎年、さまざま戦争体験者の声に耳を傾け、平和への願いを伝える企画を続けてきた。企画の趣旨に賛同し、真摯(しんし)に取材を重ね、その成果が終戦の日の時期に放送されてきた。


 今回、綾瀬が取材したのは太平洋戦争後、福岡市の博多港に命からがら引き揚げてきた、139万人の日本人だ。その中に、旧満州でソ連兵らから性暴力の被害を受け、妊娠した女性たちが多く含まれていたことは、あまり知られていない。引き揚げ船から海に身を投げた女性も少なくなかったという。


 国が関わって秘密裏に作られた「二日市保養所」という中絶のための施設もあり、治療の際に医師や看護師が泣き声をあげた赤ん坊の命を奪うこともあったという。当事者の女性たちも終戦後、そのことはずっと口を閉ざしてきた。


 綾瀬は、10歳の時に旧満州で終戦を迎えた、鈴木政子さん(83)を訪ねた。鈴木さんは、ソ連兵に連行されて収容所で2か月を過ごしたが、そこで目撃したのは、昼夜を問わず繰り返された性暴力だった。年頃の女性はみな標的にされ、鈴木さんが姉のように慕っていた当時18歳の「ゆう子さん」(仮名)も妊娠した。引き揚げ後、二日市保養所へ向かった「ゆう子さん」は、故郷の東北を離れて東京で就職し、82歳で亡くなるまで独身を貫いたという。


 取材を通し、戦後70年以上にわたり語られることのなかった“女性たちの戦争”を知った綾瀬は、同局を通じてコメントした。


 綾瀬 証言者のみなさんの中には惨くて、悲しい戦争を思い出したくないと、これまで胸の中に閉じ込めてきたという方もたくさんいます。今回の証言は、満州で終戦を迎え、姉のように慕っていた女性たちが性暴力の被害に遭ったお話です。戦争を知らない私たちのために貴重な証言をしてくださいました。ぜひ聞いてください。


 当日の「NEWS23」は、深夜0時31分まで35分拡大で放送される。

このニュースに関するつぶやき

  • 鈴木政子著『語らなかった女たち ー引揚者・七〇年の歩み』本の泉社、2017年。http://honnoizumi.co.jp/single/1205/ この本は、この番組でも取り上げられました。
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  • その兵士による性暴力の民間人への被害をなくすための「慰安所」であり「慰安婦」であったことは言わないのですね?戦後日本は敗戦国であったがために言えないことがたくさんありますよね。
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