東京五輪で用いる基本デザイン発表、グッズや会場装飾に使用

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2018年08月17日 22:12  Fashionsnap.com

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コアグラフィックス Image by: Tokyo 2020
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が8月17日、開催都市の装飾やボランティアのユニフォーム、公式ライセンス商品などに用いるデザインのベースとなる「コアグラフィックス」を発表した。

 コアグラフィックスでは日本らしさを演出するため、十二単に代表される色の組み合わせのひとつで古来より祝事やハレの日の装いとして用いられてきた「かさねの色目」をデザインモチーフに採用。大会エンブレムを構成する3種類の四角形に、「かさねの色目」にならった同系の6色が配色される。カラーパレットは日本の伝統色である「藍・紅・桜・藤・松葉」の5色を採用。コアグラフィックスは大会のワードマークやエンブレムのエレメントと組み合わせて使用される。
 今後、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会では基本的な使用基準を定めたガイドラインを8月末頃までに作成し、大会ルックや競技備品などコアグラフィックスを用いた様々なアイテムのデザイン開発を進めていくという。また、2019年春頃にはコアグラフィックスを取り入れたデザイン装飾の展開や、公式ライセンス商品の販売などが行われる予定だ。
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