「ペンギン・ハイウェイ」クラスの“あの子”を思い出す? 魅力的なキャラクターたちを解説

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2018年08月19日 11:52  アニメ!アニメ!

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『ペンギン・ハイウェイ』(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
アニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』(8月17日ロードショー)は、森見登美彦小説の魅力でもある“青春×ファンタジー”のちょっと不思議な世界観を、瑞々しく美しい映像で描いた作品。“ひと夏”という期間で少年たちの冒険と成長を描くこの物語は、子ども時代、誰もが一度は経験したあの頃を想起させ、どこか懐かしさを感じられるのが見どころのひとつでもある。
特に、主人公のアオヤマ君とともに冒険を繰り広げるクラスメートたちには、思わず「クラスに一人はいた!」と感じてしまうのではないだろうか。

主人公となるアオヤマ君は、つねに冷静でちょっと生意気だが、好奇心が旺盛で冒険と研究に夢中になる男の子。そんな彼と仲良しのウチダ君は、いじめられっ子で内気なものの、研究仲間としてともにペンギンの謎に迫っていく。メガネをかけていて、ちょっと気弱だけどでも優しいウチダ君のような男の子は、どのクラスにも一人はいたはずだ。

スズキ君は、そのウチダ君をいじめるガキ大将的な存在だ。クラス内に“スズキ君帝国”を作っている彼は乱暴で力が強く、何かにつけてウチダ君やアオヤマ君に絡んでくる嫌なヤツ。アオヤマ君ですら、彼には痛い目に合わされてしまう。
そして紅一点のハマモトさんは、いわゆる優等生タイプの賢い女の子で、スズキ君でも彼女の前ではおどおどしてしまうほど。ハマモトさんは劇中でもキーパーソンとなっていて、彼女のある提案から物語が大きな展開をみせていくことになる。

誰もがつい懐かしさを感じてしまうような魅力的なキャラクターたちは、実際に小学生を取材したり子役に演技をしてもらったりして、動きや表情を研究しながら作り上げられたとのこと。はたして彼らはペンギンとお姉さんの謎を解き、異常現象に見舞われる街を救うことができるのだろうか。

『ペンギン・ハイウェイ』は、8月17日より全国ロードショー。

(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

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