セリアで買うべき「収納ボックス」はコレ! 汚部屋30女の汚台所が見違える白さに

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2018年08月20日 22:03  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋"を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩002-10】シンクの上に「収納すべきモノ」とは?[収納編・その2](Cさん・34歳)

 引き続き、第2回目のクライアント・東京の新宿区に住むCさん(34歳)のお部屋です。

 前回は、シンク&コンロの下にある戸棚を中心として、「キッチンでの使用頻度の高いモノ」を整理しました。今回は、上の戸棚を中心とした「使用頻度の低いモノ」の収納法です。

 これまで9度にわたり、Cさんの汚部屋を整理してきました。今回は最終章となるので、部屋が煩悩に悩まされるワケ、「汚れる原因」と「散らかる理由」の対処法をまとめます。

 冷蔵庫の上には、鍋、炊飯器、湯沸かしポットが不安定に置かれていました。油とホコリでギトギトしています。これらの置き場所は、本当にここでいいのでしょうか? 前々回の記事で紹介した、カークランドの「ハウスホールドサーフェスワイプ」でキレイにした後は、使用頻度を考えながら置く場所を考えます。

「毎日使うモノ」を主役にした、コーナーを設置

 「炊飯器を使うのは、週に1度ぐらい。湯沸かしポットは毎日使います、お茶を飲むことが多いです」とCさん。冷蔵庫の上は、湯沸かしポットを中心に配置することにしました。

 鍋を下の戸棚へ収納したのち、冷蔵庫の上の汚れを溜めないように、Cさんが持っていたランチョンマットを敷いて、小さなカフェスペースを設置。リビングで使っていた、カゴの小物入れもお茶グッズ入れとして使います。

 「毎日使うモノ」、「週に数回しか使わないモノ」。使用頻度を考えて、必要なモノだけをスムーズに取り出せるように配置しました。

 キッチンの上の戸棚は、手を伸ばせば届く高さなので、右側にサランラップと炊飯器を置きました。

 戸棚の外側、上のちょっとした空間には、セリアのプレンティボックス コミックサイズ(100円/税抜)に、スポンジや贈答品タオルなどのストックをオン。そのままでは届かない場所ですが、Cさんがイベント用にと所有していた「折り畳み踏み台」を使えば出し入れができます。

 戸棚の内側にセットしている英文字柄の箱は、セリアのペーパーボックス・H30×W12×D24cm(100円/税抜)をカッターで半分にカットして、内側を簡単に布テープで補強したものです。

 セリアのペーパーボックスは、冷蔵庫の野菜室や、引き出し内の仕分け収納に大活躍! 

 軽くて加工しやすく、コストも「半分にカット」できるので、とてもオススメです。

 ペーパーボックスの中には、あまり使わないタッパー、ふきん、ゴム手袋のストック。ダイエット用のプロテインや、インスタントラーメンを収納しました。

 使用頻度が少ないけれど、使いたい時は片手で簡単に取ることができる。小さな収納棚でも、十分な容量と仕分けを確保できるのが魅力です。

 床にはゴミが溜まり、モノが散乱。迷いと諦めに満ちた、煩悩まみれの汚キッチンも

 清潔感を取り戻して、明るくなりました。

 視界からゴチャゴチャが消えるだけで、心が整います。小さなイライラや不満を溜めないためにも、住まい(ベース)作りは大切です。

 収納スペースがないからといって窓まわりを埋めてしまうと、空気の流れが澱みます(連載002-3参照)。窓は風の入り口なので、定期的に開けられるようにしましょう。 水回りには神様が宿ります。清潔にすることで、暗い空間を好む害虫たちも遠のきます。これぞ、煩悩を吹き飛ばし、悟りが開ける部屋づくりです。

 【煩悩002-10】で使用した金額は、合計600円(税抜)です。

 

[まとめ]部屋が「汚れる原因」と「散らかる理由」

 部屋の掃除が苦手という方は、「モノを少なくする」ことが1番の解決法です。モノが散らかるという方は、「モノの住所」を徹底的に決めることです。選択肢を削るだけで、心苦しさも減っていきます。

 この片付けから、1カ月後……Cさんから、「転職の成功」の連絡が入りました!

 Cさんのように、仕事はバリバリできるものの、日々の家事には時間を費やしたくないという方は、プロの掃除屋さんやシルバーセンターにアウトソーシングするのも一案です。もっと気楽に、もっと簡単に暮らせば、本当にやりたいことに出会えると思います。

 全10回、Cさんの1DKすべてに使用した金額は、合計13,146円(税抜)です。

(毎週月曜更新・次回は8月27日予定)

 

 

<プロフィール>
ito maki
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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<連載「煩悩部屋」・Cさんのお部屋バックナンバー>

■(第1回)ヲタ活に時間を“全振り”する30女の汚部屋
■(第2回)「悩みの仕分け」が整理の秘訣
■(第3回)「窓が死んだ部屋」を解決する“300円テク”
(第4回)1DKの「汚クローゼット」を458円リフォーム
■(第5回)「元彼ソファ」の呪縛を解決!
■(第6回)30女の“汚デスク”は、IKEAとダイソーで解決できる!?
■(第7回)「ランドリーラック」が実は鬼門!?
■(第8回)キッチン掃除はコストコの「コレ」が大正解!
■(第9回)キャンドゥの“アレ”は無印良品にそっくり!?

<片付けに悩む[30代・ひとり暮らしの女性]を大募集>

自分のお部屋を片付けたい、都内近郊在住の30代女性を募集。収納ライターのito makiさんが、30代女性・ひとり暮らしの「煩悩部屋」を一掃いたします。URL先の応募要項をご一読の上、ふるってご応募ください!

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