ファストリがGoogleとの協業を強化、トレンド予測や働き方改革に活用

ファーストリテイリングが9月19日、Googleとのグローバルな協業を強化していくと発表した。

　ファーストリテイリングでは現在、従来の製造小売業から顧客が求めているものだけを作り、最適な形で届けるための情報を活用した「情報製造小売業」へと生まれ変わらせるプロジェクト「有明プロジェクト」を推進している。実現加速に向けたGoogleとの協業の一環として、同社はGoogle CloudのASL（Advanced Solutions Lab）チームと日本初となるパートナーシップを締結。世界最先端の機械学習や画像認識技術を使った、商品のトレンドや具体的な需要を予測する取り組みを進めている。また、コミュニケーションプラットフォームとして「G Suite」を活用した働き方改革を実施。顧客が求めているものを迅速に商品化し提供できるよう、店舗から本部、生産・物流拠点まで全社員が同じ情報に基づき完全連動した働き方を目指すという。