「些細なことでも知ると自信につながる」。ARTA GALSが取り組むフィニッシングスクールに森園れんが潜入

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2018年09月20日 15:41  AUTOSPORT web

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森園れんさんはスクールを終えた直後のARTA GALSに直撃インタビューを敢行
9月10日、東京都内で『ARTA GALSフィニッシングスクール』の最終レッスンが行われた。新生ARTA GALSが取り組むフィニッシングスクールとは一体どんなものなのだろうか。

 スーパーGT500クラス、GT300クラスに参戦しているARTA。レースではGT500のARTA NSX-GTが第3戦鈴鹿で、GT300のARTA BMW M6 GT3は第2戦富士、第5戦富士で優勝を飾るなど、好調を維持している。

 2018年で活動21年目を迎えたARTAは“レーシングスポーツブランド”という新コンセプトのもと、ブランディング戦略を一新。ストリートスタイルをミックスし、タウンユースしやすいグッズを展開しているほか、レースウイークの出展ブースなども黒を基調として、スタイリッシュなイメージを打ち出している。

 このリブランディングにあわせる形で、チームをサポートするARTA GALSについても、『タフ×非日常』をベースとして従来とは異なるイメージに刷新。その新生ARTA GALSには安倍有里子さん、麻田ゆんさん、星野奏さん、結城みいさんの4名が選ばれている。

 今回、都内で行われたフィニッシングスクールは、そんな彼女たちが彼女たちは日本人女性として世界に誇れる美しい和のマナーを学ぶべく実施されているもの。講師は銀座とパリで一流のマナーを教える銀座フィニッシングスクール『ティアラファクトリー』を主宰する矢部惠子氏が務めている。

 このフィニッシングスクールはこれまでに4回行われており、歩き方や立ち振る舞い、テーブルマナー、着物での所作などを学んできたとのこと。最終回となる5回目はこれまでの総決算として料亭を舞台に世界に通用するプロトコールマナーのレッスンが行われた。



 マナースクールと聞くと堅苦しい印象を受けるが、実際の様子は講師の矢部氏と談笑を交えながら、運ばれてくる会席料理を楽しんでいた。会場は高級料亭というシチュエーションにもかかわらず、彼女たちは食器や箸の扱い方はもちろん、懐紙なども巧みに使いこなしていたのは印象的。この1年をとおしてレッスンを受けたことで、新たな自信を得たのは間違いない。

 レッスンを終えた後、麻田ゆんさんは「ふだんサーキットに行ったときの歩き方や姿勢を変えていこうとスタートした研修です。(ファンのみなさんに)見られているというのもあって、(研修を受けてサーキットでの立ち振る舞いが)変わりました。先生にも成長をみせたいと(気持ちも)引き締まりましたね」という。

「些細なことでも知っていると自信にもつながります。特に食事のマナーについては知ることができてよかったと思います。本でも読むだけじゃ分からないことも実践で学べましたから」

 今年はなにかと議論を呼んでいるレースクイーンという文化。ARTA GALSが打ち出した新たな方針は、その議論に一石を投じることは間違いないだろう。これまでのスクールについては、公式サイト(https://artaracing.com/gals/)で公開されているのでチェックしてみよう。

 さて、このフィニッシングスクールには4代目オートスポーツwebナビゲーターの“れんこん”こと森園れんさんも潜入。レッスンの模様だけでなく、受講直後のARTA GALSにも突撃インタビューを行っているので、動画もお見逃しなく。

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