夏の終わりの時期に肌に触れてみると、弾力が落ちているように感じたり、肌全体に活気がないように思えたりすることがありますよね。それは、夏のきびしい暑さや紫外線を乗り越えてきた結果です。
新しい季節を迎える今、スペシャルケアを行いましょう。アロマコーディネーターの筆者が、エッセンシャルオイルを使ったパックのレシピ
をご紹介します。
■夏の終わりは、肌の疲れがピーク
夏の環境は、肌にとってとても過酷なものでした。肌に痛いほどの紫外線を浴び、エアコンのきいた部屋で過ごすと、乾燥気味になってしまいます。
肌の乾燥疲れを秋に持ち込まないように、この時期に解消させましょう。
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■オイリー肌の原因は「乾燥」!?
この時期、肌がオイリーになることにお悩みの方も多いようです。実は、これも乾燥が原因となっている場合があります。
紫外線やエアコンで肌がダメージを受け、肌のバリア機能が低下して水分量のキープがむずかしくなると、肌は水分の代わりに皮脂を分泌させてうるわせようとします。
オイリー肌対策としても、乾燥疲れのケアは必須といえるでしょう。
■効果絶大なオイルケア+パックで効果大
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乾燥をやわらげるために効果的なのは、保湿効果の高いエッセンシャルオイルを使ったオイルケアです。また、このオイルでパックをすると、効果はさらに期待できます。
オイルを顔全体になじませてから、蒸しタオルを乗せて行う「オイルパック」は、エッセンシャルオイルやキャリアオイルの保湿成分がより肌に届きやすく、パック後の肌はしっとり、イキイキとします。
ぜひ、週に1度の特別なお手入れとしてとり入れてください。
■お肌しっとり!「アロマオイルパック」
エッセンシャルオイルの香りに、心の疲れまでもほぐれていくオイルパックです。エッセンシャルオイルはお好みに合わせてお選びください。
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アロマオイルのレシピ(1回分)
キャリアオイル(ホホバオイル、スイートアーモンドオイルなど)5mlと、お好みのエッセンシャルオイル1滴を混ぜ合わせます。
エッセンシャルオイルは、保湿効果が期待できる「ラベンダー」「サンダルウッド」「ネロリ」などがおすすめです。原液は肌につけないようにご注意ください。
アロマオイルパックのやり方
(1)洗顔後にアロマオイルを顔全体に塗り、広げてなじませます。 (2)その上から蒸しタオルを乗せ、タオルが冷えるまでパックします。 (3)最後は冷たくなった蒸しタオルで顔全体を拭き、いつも通りのスキンケアを行って終了です。
うるツヤな肌を保つためには、季節の変わり目どきのケアが大切です。少しの時間をとって、この夏頑張ってくれた肌をいたわってあげてくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)