まるで未知の生命体 未来感あふれるローランドのピアノに反響

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2018年10月02日 17:50  BIGLOBEニュース

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Amber Unleashed(c) 2016 Roland Corporation

電子楽器などを手がけるローランドが公開している未来感あふれる電子ピアノが、Twitterで注目を集めている。


話題になっているのは、ローランドが2015年に開催した「Roland Digital Piano Design Awards」の受賞作品。このアワードは、「伝統的な音や形の制約を超えた理想のピアノのあり方」をテーマに募集したもので、世界各国のクリエイターから128点の応募があった。サイトでは、大賞・優秀賞に輝いた各1作品、奨励賞の5作品を公開している。


大賞の「Facet Grand Piano」は、発音部を内蔵した台座を設けることで、上部の本体を視覚的に浮遊させたデザイン。ピアノとしての機能性を考慮した上で、多面体による凛とした存在感と風格を感じさせる佇まいを実現したことが評価された。優秀賞の「SONUS」は、音楽の途切れることがない、うねりや動きを形として表現した作品。ピアノ本体と椅子をリボン状の円環で連結するというアイデアを、動きのある軽やかなフォルムで実現している。


中でも最も注目を集めているのは、奨励賞の「Amber Unleashed」。その名のとおり琥珀をイメージした作品で、大胆なワンフォルムで生命力を感じさせるユニークな形態となっている。独創的な素材発想も評価されたが、楽器としての機能性が不明という理由で大賞には届かなかった。他の奨励賞4作品も既存のピアノの形にとらわれない自由なデザインとなっている。


これらの作品をTwitterユーザーが「ローランドのピアノ未来感出し過ぎ…!」と投稿したところ、瞬く間に拡散。「べっこう飴のようですね!」「SF映画に出てきそう」「こういうのいい。みんな同じ形じゃなくてもいいのよ」といった声が寄せられ大きな反響となっている。ローランドの公式Twitterも反応し、これらの作品は「製品化したものでは無いです」と補足している。


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