マグヌッセン、2018年のハースF1成功の鍵は「積み重ねた経験とマシンの品質」

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2018年10月16日 14:01  AUTOSPORT web

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2018年F1第17戦日本GP ロマン・グロージャン、ケビン・マグヌッセン
ケビン・マグヌッセンはハースF1チームのすべての面における経験の蓄積が、2018年のチームの好調の理由であると述べている。

 ハースがF1に初参戦したのはたった3年前だが、今年は17戦日本GP終了時点で84ポイントを獲得しコンストラクターズランキングで5位となり、終盤戦に向けてメルセデス、フェラーリ、レッドブルの後ろ中団グループのトップである4位の座をルノーと争っている。

 マグヌッセンは、チームの前進が2017年からどれだけ改善を遂げてきたか、そして成功の背景に何があるのかを示唆した。

「今年は際立った点がいくつかあると思う。そのうちのひとつは、明らかに経験を積んだことだろう」とマグヌッセンは語った。

「チームは毎年成長を遂げてきている。誰もが経験を生かすようになっているし、同時にさらに経験を積んでいるんだ」

「ふたつ目はマシン自体の品質で、以前よりはるかに良いものになっている。マシンがコース上で意図した通りの動きができるようになったし、マシンの製作において小さなミスや失敗がなくなっている」

「今年はそうした品質が大きく向上している。そのことがパフォーマンスにも貢献していると思う」

「またタイヤの知識も大きく改善された。F1のピレリタイヤは非常にトリッキーだけど、僕たちのタイヤマネジメントと理解は今年は大きく向上している。そうしたことが今年の僕たちの成長に関する主な要素になっているんだ」

■サーキット・オブ・ジ・アメリカズはオーバーテイクのチャンス


 今週末、チームはテキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催されるホームレース、第18戦アメリカGPへ赴くことから、さらに士気を高めることになるだろう。

「アメリカで良い結果を出すためのさらなる意志とモチベーションを持っていることは間違いない」

「僕たちは常にベストを尽くしている。できる限り最高の結果をだすために、いつも最大限のアタックをしている。ホームトラックのアメリカで好結果を出すことはとても重要だ」

「アメリカはもちろん僕の母国ではないけれど、週末にレースをするときには母国のように感じるよ。デンマーク以外で住みたい場所がひとつあるとしたら、それはアメリカだね」

「アメリカでのレースが楽しみだ。この国はとても楽しめる。アメリカにいるのが好きなんだ」

 マグヌッセンは、アメリカGPのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)と近郊の都市オースティンの両方を気に入っていると語った。

「COTAは、オーバーテイクできる場所が一カ所もないような他のサーキットより良いコースだよ」

「COTAにはオーバーテイクができる場所が数カ所ある。一カ所や二カ所ではなくね。オーバーテイクのチャンスがまるでないコースも時々あるんだけど、COTAは追い抜きを仕掛けられる場所が複数ある。レースをするにはいいサーキットだ」

「街に出かけると、素晴らしいレストランや楽しめる場所がある。COTAでのF1レースは楽しい週末を過ごすのに完璧なパッケージだよ!」

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