すべて撮影可能の「藤子(A)展」明日開幕!宮沢りえも“あびちゃん”をお祝い

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2018年10月18日 22:51  コミックナタリー

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「藤子不二雄(A)展 −(A)の変コレクション−」オープニングセレモニーの様子。左から宮沢りえ、藤子不二雄(A)。
藤子不二雄(A)の企画展「藤子不二雄(A)展 −(A)の変コレクション−」が、明日10月19日から2019年1月6日まで東京・六本木ヒルズ展望台の東京シティビューにて開催される。それに先がけ、本日10月18日にオープニングセレモニーと内覧会が行われた。

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オープニングセレモニーには藤子(A)と、同氏と親交が深い宮沢りえが駆けつけた。藤子(A)は宮沢との関係を「僕はずっとりえちゃんの応援団長をやっていて、毎年4月の(宮沢の)誕生会ではいつも最初に挨拶をさせてもらってるんです」と説明し、普段は藤子(A)の本名である安孫子素雄から“あびちゃん”と呼ばれていると明かす。それを受け、宮沢は「今日は“あびちゃん”を封印して、先生と呼んでいたんですけど……(笑)」と照れ笑いを浮かべた。

本展の見どころのひとつ、トキワ荘を再現したコーナーについて藤子(A)は「あまりに綺麗すぎる(笑)。畳も新しいし、えらいスッキリししててね。実際は木造のオンボロアパートでしたから」とコメント。宮沢は「プロゴルファー猿」のパネルを背景に、ゴルフクラブを持って写真撮影できるコーナーを体験したそうで「(プライベートでは)なかなかゴルフが上手くならないんですけど、あのクラブは飛びそうな感じがしました」と笑いを誘った。

最後に宮沢は「この展覧会をきっかけに、あびちゃんのマンガがさらに多くの人に読まれるといいなと思います。いいものは時代を超えても、ずっとキラキラしていると思ったので、それを皆さんにも感じてもらいたいです」と呼びかける。藤子(A)は「84歳のジジイになったんですけど、まだ一応マンガ家として席はある(笑)」と言いながら、今後のマンガ界に「僕は新しい人たちが描くマンガを、ライバルとしてではなく、読者として憧れの気持ちで見てる。これからも、どんどんマンガを進化させていってもらえれば」とエールを送る。「りえちゃんの応援団から、マンガの応援団になろうかな」と続けた藤子(A)に、宮沢が「私の応援もお願いします!」と掛け合い、イベントは和やかな雰囲気で幕を閉じた。

「藤子不二雄(A)展 −(A)の変コレクション−」では会場のいたるところが“変なフォトスポット”と化し、すべてを撮影することが可能。会場エントランスには「笑ゥせぇるすまん」でおなじみの「BAR 魔の巣」が登場するほか、藤子(A)の等身大フィギュアも展示される。また会場を進むと、藤子(A)のブラックユーモア作品にスポットを当てたコーナーや、「魔太郎がくる!!」に登場する「怪奇や」をモチーフにした物販も用意された。

藤子不二雄(A)展 −(A)の変コレクション−期間:2018年10月19日(金)〜2019年1月6日(日)
時間:10:00〜22:00(最終入場21:30)
会場:東京・六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
料金:一般1800円、学生(高校・大学生)1200円、子供(4歳〜中学生)600円、シニア(65歳以上)1500円

(c)藤子スタジオ

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