AFC U−19選手権インドネシア2018の開幕を控え、U−19日本代表が前日練習を実施。冒頭のみの公開となった練習後、選手たちが取材に応じた。
サガン鳥栖所属のFW田川亨介は、「試合が近づくにつれて気持ちも上がってきていますし、その分責任もすごく感じます。まずは一番自分が楽しめれば」と大会開幕前の心境を話す。
自身は2017年のU−20ワールドカップに“飛び級”として出場した経験があり、今大会は2大会連続での出場を目指す形となる。「今回は年も上ですし、自分が中心になってやらないといけないですけど、それをネガティブにとらえるわけではなく、ポジティブに考えてやれていると思います。どちらかというとプレーで引っ張っていきたいと思いますし、献身的にチームの決めたことをやることを意識してやっています」と、年長者としての責任感を示す。
19日の初戦では朝鮮民主主義人民共和国との対戦となるが、「フィジカルでガンガン戦ってくる印象があります。自分たちのサッカーがどこまでできるかはわからないですけど、“戦う”という部分では負けないので、しっかりと戦いたいです」とコメント。
「この大会に来られなかった選手の分も点を取って、来年につなげられるように、チームを引っ張っていきたいと思います」と、最後まで“責任”を示して、初戦に向かう。
U−19日本代表は19日に朝鮮民主主義人民共和国、22日にタイ、25日にイラクと対戦。上位2カ国が決勝トーナメントに進出し、準々決勝を突破すると来年ポーランドで開催されるU−20W杯出場権を獲得する。