オルビスが"ビューティーブランド"としてリブランディング、ロゴの刷新も

オルビスが、今年8月に策定した新ブランドメッセージ「ここちを美しく。」をもとにビューティーブランドとしてリブランディングし、10月23日からブランドロゴとコーポレートカラーを刷新することを発表した。

　同社は競争が激化している国内化粧品市場において希薄化した独自価値を見つめ直し、顧客との結びつきの強化を目指すためリブランディングを決断。これまでは通販販売というカテゴリの下、おまけ品やポイント制度などのサービスで顧客とのつながりを作ってきた部分が強かったが、今後は「通販化粧品ブランド」としてではなく「ビューティーブランド」としての商品価値を打ち出していくという。
　新ブランドメッセージ「ここちを美しく。」は、仕事とプライベートを両立させる現代女性を「頑張れ」と鼓舞するのではなく、明日への活力につながる充足を感じられる"ここちよさ"を科学的根拠に基づき提供していく姿勢を表現。新しいブランドロゴではシンプルで視認性の高いゴシック体をベースに"未来へ向かうここちよさ"を想起させるデザインに仕上げた。また、コーポレートカラーは先進性と普遍性を併せ持つグレーを採用。今月にECサイトをリニューアルオープンしており、今後は会報誌の刷新やコンセプトショップのオープンを通じて、同ブランドの世界を提案していくという。