2007年 10大ニュース
2007年を駆け抜けたあんなコトやこんなコト……様々な出来事の中から、「よりミク」視点で選んだ「10大ニュース」をお届けします。フード界を席巻したメガブームや、宮崎の「そのまんま知事」旋風。ニコニコ動画発祥の「ねこ鍋」人気などなど、マジメなニュースの合間に、より道気分でお楽しみ下さいませ。
メタボリック予防が叫ばれる昨今、健康志向の流れに逆行するがごとく、人々の熱い視線を集めた「メガブーム」。マクドナルドの「メガマック」を皮切りに、さまざまなフードで「メガ」旋風が巻き起こった。その波は牛丼やコンビニ弁当、そしてスイーツ界にまで波及、まだまだ収まる気配はない。
談合に汚職……政界の不祥事が次々と明るみに出る中、地方政治に一筋の明るい光を放った「そのまんま東」こと宮崎県の東国原知事。元タレントの「利」を活かし、宮崎の知名度アップに貢献、自身の発言である「どげんかせんといかん」が流行語大賞を受賞するなど、知事就任期待の1年目は輝かしいものとなった。
土鍋で丸まって眠る猫の動画「ねこ鍋」がネットで大流行。お茶を飲みながら猫と遊べる「猫カフェ」が全国で繁盛し、書店ではネコ写真集がグラビアアイドル並みにドンと平積みされるなど、2007年は猫の話題がメガ盛りの一年であった。
ルー大柴、「ルー語」で時代を再キャッチキャッチ!
ブログ効果で不死鳥のごとく蘇ったルー大柴。濃過ぎる顔や言動と、「藪からスティック（藪から棒に）」など、突然飛び出してくる「ルー語」にハマる「ルーマニア」が急増した。本人もテレビに雑誌にひっぱりだこ状態。書籍や「ルー語かるた」などのグッズも好調で、ブームはとどまるところを知らない。
写真：浅井企画恋愛を放棄、「干物女」に共感する女の子急増中?
平日は1人で晩酌。休日は朝から晩までジャージ姿で、寝転がりながらテレビを見る。若くして恋愛から遠ざかり、ダラダラ生活を送っている女性を「干物女」と呼び、人気マンガ「ホタルノヒカリ」のドラマ化で一気に広まった「干物的生活」に共感する女の子が急増。2007年ユーキャン新語・流行語大賞の候補語60語にも選ばれた。
青春の一ページ、「ポケベル」約40年の歴史に幕
「08340（おはよう）」「3476（さよなら）」「724106（なにしてる）」。1990年代半ば、女子高生を中心に一大ブームを巻き起こした「ポケベル」が、約40年の歴史に幕を下ろした。ケータイやPHSの普及に伴い利用者が激減。2000年には「クイックキャスト」と名称を変え再起を図るも、ユーザー数は下降の一途を辿るのみであった。
ボンボン休刊、ジャンプSQ創刊、無料マンガ雑誌の創刊＆休刊……少年マンガ界に変化
世界初の無料マンガ雑誌として1月に創刊した「コミック・ガンボ」。江川達也さんら大御所も参加していたが、1年を待たず休刊に。小学生向けマンガ雑誌「ボンボン」も、読者数減少に歯止めがかからず休刊の道を選ぶ。そんな中「月刊少年ジャンプ」の後継誌「ジャンプSQ」は1号から売り切れ＆増刷。少年マンガ界は今、再編が進んでいるようだ。
レストラン格付け本、「ミシュランガイド」の東京版発売
レストランを星の数で格付けする「ミシュランガイド」がついに東京進出。初日に9万部を売り上げ、3日間で初版12万部完売と大ヒットを記録する。178軒で191個という世界一の星の数を誇り、3ツ星もパリに次ぐ8店舗という高評価を得た東京。肝心の内容は、納得する人もいれば「なぜあの店が?」と疑問を持つ人もおり賛否両論だ。
写真：(c)MICHELIN2007女の子も鉄道好きに? 「鉄子」がじわじわ増殖中
電車に乗ることを喜びとする、いわゆる「乗り鉄」が数年前からクローズアップされる中、2007年は女の子の鉄道ファンこと「鉄子」の存在が目立ち始めた。趣味感覚で楽しむ場合が多く、女性向け書籍や鉄道グッズ、「鉄道アイドル」も登場。「男の世界」というイメージが強い「鉄」の世界にも、新たな風が吹き込んできた。
「ジョジョ」20周年、人気は「燃えつきるほどヒート」!!
独特の世界観がファンを掴んで離さない「ジョジョの奇妙な冒険」も、連載開始から約20年。区切りの年である2007年は特に露出が多く、映画公開や、人気若手作家・乙一が約5年かけて完成させた第4部のノベライズ発売、100個の名セリフを読み句とした「百人一首」にケンコバ企画の「ジョジョの奇妙な芸人」など、話題は尽きなかった。
検定ブーム到来／防衛省「ガンダム」を研究開発中／外山恒一氏の政見放送が話題に／噂の「ミルクシーフードヌードル」ついに商品化／「ペン回し」協会設立／同人版「ドラえもん最終回」出版で騒動に／大人もハマった新仮面ライダー「電王」／戦国武将グッズ、こっそり人気／「蛙男商会」なと、注目集めたネット発映像
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（編集/執筆：mixiニューススタッフ）
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