『MUSIC FAIR』も口パクNG。フジテレビ音楽番組が次々と口パク排除の方向へ。

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2013年03月07日 10:50  Techinsight Japan

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Techinsight Japan

フジテレビの“きくちP”こと、きくち伸プロデューサーが、音楽番組『MUSIC FAIR』では口パクを受け入れないことを2月6日に決定したとブログで明かした。『僕らの音楽』『新堂本兄弟』も同様に口パクNGを決めており、ブログ読者からも意見が寄せられている。

“きくちP”は、フジテレビの音楽番組を担当するプロデューサーとして前述の他にも『HEY!HEY!HEY!』(昨年末に終了)など人気番組を手がけてきた。その彼が3月5日のブログ『きくちPの音組収録日記』で「『MUSIC FAIR』は去る2月6日の会議・全会一致で『僕らの音楽』『堂本兄弟』同様“口パク”を受け入れないことを決めました」と報告している。

今回の決断について彼は、カラオケや口パクでも受容する視聴者はいることを把握した上であえて生歌にこだわり、「音楽番組としては、画期的な取り組みに挑みます!」と意思を示している。さらに“きくちP”は「歌手であるからには、フツーに歌えることが絶対条件だと思うので」と現在の音楽シーンへの問題提起ともとれるコメントで結んでいる。

この件についてネット上でも話題となっており「口パク禁止は大賛成!」、「あたりまえの歌番組にやっとなるんですね」など賛同のコメントが多く見られる。また、「今まで口パクだった人達も真剣に練習するのではないか」という歌唱力向上を期待する感想も寄せられている。

「FNS歌謡祭も全曲口パクなしで」というものもあるが、“きくちP”は同歌謡祭にも関わっているので今の流れで考えればいずれそうなる可能性は高そうだ。フジテレビのこうした動きによる他局への影響も気になるところだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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  • 旧時代的な解釈しかしないより、今の時代に合った多種多様なやり方を製作者が確固たる意思を持って提示すれば自ずと道は開けてくるのでは...消去法ではそのうち行き止まりにしかぶち当たりません。
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